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●殊勝にも、『健康で文化的な最低限度の生活』と『サバイバル・ウェディング』を観たわたしは、視聴率と吉岡里帆、高橋メアリージュンに注目~『クローズアップ現代+』「“つながり孤独” 若者の心を探って…」の「8000人フォロワーで、ほとんど反応なし」という女性。 [「言葉」による革命]

●殊勝にも、『健康で文化的な最低限度の生活』と『サバイバル・ウェディング』を観たわたしは、視聴率と吉岡里帆、高橋メアリージュンに注目~『クローズアップ現代+』「“つながり孤独” 若者の心を探って…」の「8000人フォロワーで、ほとんど反応なし」という女性。

末尾ルコ「社会観察の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

(少しは今のテレビドラマも観てみようか)と、ふと殊勝な気持ちになった真夏のある日、だからわたしは、『健康で文化的な最低限度の生活』と『サバイバル・ウェディング』をちょっとばかり観てみたのである。

『健康で文化的な最低限度の生活』は、吉岡里帆、井浦新、田中圭、遠藤憲一らが出演で、吉岡里帆は生活保護受給者を支援する生活課に配属の「義経えみる」役である。
つまり吉岡里帆は、新人ケースワーカー役だが、昨今特にネットで話題の「生活保護受給」をテーマとしたドラマであり、その描き方にはかなりの注意が必要となる。
この点についての言及は今回は置かせていただくとして、ドラマの作り自体は落ち着いていて好感が持てた。
要するに、ガチャガチャと喧しくいろんな要素を入れてこないオーソドックスな作りであるということだ。

しかし第1話視聴率が7.6%、第2話が5.5%ということで、特に主演の吉岡里帆が叩かれているけれど、わたしの見たところ、それほど悪いとも思えない。
まあ、それほどよい要素も今のところ見当たらないのだけれど(笑)、ネット民や低レベルのネット記事の範囲では、吉岡里帆は「叩かれやすい女優」の一人だということは分かった。

『サバイバル・ウェディング』は、波瑠、伊勢谷友介、吉沢亮、高橋メアリージュンら。

出版社勤務のOL(波瑠)が出版社を寿退社翌日に婚約を破棄されて、復職(笑)。
ファッション誌編集長(伊勢谷友介)の指示の下、連載コラム「サバイバルウエディング」の製作に携わりながら、恋に仕事に奮闘する(笑)というストーリーである。
こちらは初回、第2回とも視聴率10%を超えているが、演出はややガチャガチャしている。
ただ、画家の藤田嗣治のようなヘアスタイルの伊勢谷友介が愉快に演じているし、さすがに波瑠は綺麗である。
まあ、気持ち悪くはならずに眺められるドラマではある。

波瑠の同僚役で出ている高橋メアリージュンだが、この人はまだ30歳なのに、潰瘍性大腸炎や子宮頸がんの既往歴があり、わたしは特にファンというほどではないのだけれど、何本か出演映画も観ており、気になる存在ではある。
間違いなく彼女は大きな不安の中、毎日を送っているはずで、しかしそんな人だからこそ可能な役、そして「人に与えられるもの」があるはずだ。
今後も注目していきたい。
・・・・・・
『クローズアップ現代+』の「“つながり孤独” 若者の心を探って…」であるが、「つながり孤独に苦しんでいる女性」として、SNSのフォロワーが「8000人以上」いるのに、自分「つらい」などと発信しても、ほとんど反応(コメントや「いいね」)が無いことで苦しんでいる人物が出ていた。
このケースなどは、「つながり」も何も、その「8000人」は間違いなく無理矢理集めた「数字」であり、「数字」が反応するはずもないのである。

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いっぷく

それらのドラマはどちらも見ていない……という以前に知りませんでした(汗)今まで実家でとっていた東スポと日刊ゲンダイもやめてしまったので、芸能情報も入らなくなっていました。
吉岡里帆、まあとくにどうということもない女優ですね。でも数字だけですぐ叩かれるのはどうなんでしょう。堀北真希も、長澤まさみもそんな時期ありましたよね。「数字を持っていない」と叩かれて。藤原紀香に至っては、何にでたかも覚えてもらってない、つまり代表作もないのに20年以上芸能界にいて、UQモバイルのCMをメインでやってるわけです。そもそも、じゃあ出れば必ず15%とれる人なんているのかっていうんですよね。木村拓哉だって、10~15の数字出すのに相当無理してますよね。
ただまあ、ゴールデンでヒト桁なら高くはないですから、それは裏番組とか、他の出演者とか、脚本とか、いろいろなところから検証はされるでしょうね。

>ほとんど反応(コメントや「いいね」)が無いことで苦しんでいる人物が出ていた。

だーっははは。真夜中の大笑いをまたやってしまいました。
自分がなにかやったら周囲が気にしてくれる、と思うところが自意識過剰ですね。他人は自分がおもっているほど自分に関心なんかもっちゃいないんですが。
私はFacebookで自分から友達申請はしませんが、先方から来たものは一応okして、今262人いるのですが、私がなにか投稿しても、リアルの知り合いが2~3人「いいね!」するぐらいです。そこまで少ないのはめずらしいかもしれませんが、しょせんその262人の大半は、自分のことを発信したくて「友達」申請してきたのであり、私のことを知りたいわけではないんです。自分が有名人ならまた話は別ですが、お互い一般人同士ならそんなものです。なんでもない一般人の自分に関心を持たせるためには、なにか仕掛けをしなければなりません。でも、そういうことを知らないと、黙っててもなんか投稿すれば賞賛の反応が来ると「幻想」抱いてるんですね。

>芸能人なら、無条件に〈すごく魅力的〉と錯覚してしまう

たぶん、男はそれまで懸命に成り上がる努力をしていて、芸能人の付き合いはそれほどなかったのかもしれませんね。そんなときにたまたま剛力がいたと。剛力は計画的かもしれませんが(笑)
私は成り上がることもしない・できない市井の無名人ですが、それでも、機会があれば一旗揚げて芸能人と結婚するということは、頭のどっかにはありました、正直告白しますと。周囲からチヤホヤされる人が自分を向いてくれる、ということに、芸能人との結婚は人生の「勝ち組」の証、という気持ちはあったかもしれません。プロフィールにも、夫人は誰それって書けるじゃないですか(笑)
子供の頃から由紀さおりとか、伊東ゆかりとか妄想していましたが、それは年格好から言っても現実味がないことはわかっていたので、結婚する前あたりは、年格好も意識して、清水由貴子とか、桑江知子とか、山本ゆかりとか、仁藤優子とか考えました。清水由貴子とは境遇も似てるし1度会ったことあるのでともかく、あとの3人は何の接点もなく、歳が近いだけ。仁藤は少し若いですけどね。しかも4人の女性としてキャラクターバラバラですよね。要するに、芸能人だったら誰でもいいというのは、実は私もそうだったのかもしれません。
by いっぷく (2018-07-27 05:34) 

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