SSブログ

●今は「柿」、そして「梨」・・・その栄養と魅惑を分析~発がんの可能性大とされる「日焼けサロン」に国際的禁止の動き。 [「言葉」による革命]

●今は「柿」、そして「梨」・・・その栄養と魅惑を分析~発がんの可能性大とされる「日焼けサロン」に国際的禁止の動き。

末尾ルコ「食と医療・健康の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

ところで秋と言えば、柿である。
梨もよく出回っている。
わたしは毎朝、生フルーツか生野菜を食べることにしているが、秋から冬にかけてはこの2種のフルーツが中心となる。
両者ともまず価格が手頃なのがいい。
梨は1個100円前後、柿は安い場合は1個70円くらいで手に入る。
梨は高いものはこれよりもずっと高いけれど、100円前後でも十分美味しい。
柿は多くが70円から100円で買えるのだが、品種のとても多い果物らしく、現在スーパーなどでよく見かけるのが、富有柿、早秋柿など。
1000種以上の品種があるらしいが、そのうちのかなりの部分は渋柿であって、渋柿も干し柿にしたものを時に食べるけれど、基本はもちろんフレッシュな甘柿だ。
梨はリーズナブルなのが、豊水梨。
二十世紀梨もちょういちょい安く出ている。
どちらでも普通は、味は十分に甘い。
これらリーズナブルな柿ちゃんや梨ちゃんと「1万円」とかのたまうマンゴーと、いったいどれほどの差があるというのか?
いや、ない。
そして栄養価となれば、何と言っても柿が凄い!
圧倒的なビタミンCの含有量・・・それはレモンなどをも遥かに上回るとされるのだ。
それだけではない。
ビタミンA、ビタミンK、ビタミンB1などまさしく「ビタミンの宝庫」!
いやダジャレでも何でもなく、「ビタミンの咆哮!」と言ってもよかろう。
さらに嬉しいことに柿は豊富なポリフェノールを誇るフルーツでもある。
比較すると梨は、アスパラギン酸やカリウムは豊富だけれど、もともと水分が80%以上。
梨はそのシャリシャリ感や、爽やかな味と香り、そして水分を愉しむものなのであるよろし。
ただ実はわたし、10代からしばらくの間、柿を食べなかった、食べたいと思わなかったことを告白せねばならない。
なぜか?
柿の味だけでなく、その存在そのものを、野暮ったい、鈍臭いと思い込んでしまっていたのである。
そう言えば亡父もかつて言っていて、「生徒(高校生)に柿をやろうとしたら、〈柿はいらんで〉と言われた」と。
どうなのだろう、柿とは若い世代に一旦は拒絶される運命の下にあるのか?
あるいは時代によってそうした嗜好も違ってくるのか。
かく言うわたしも、「柿の美味しさ、素晴らしさ」に目覚めたのは10年も前ではない。

そしてもう一つ柿の素晴らしさを語るとすれば、あの柿の木のフォルムである。
さほど高くならず、独特のやや屈折した感のある枝ぶりのシルエットが日本の夕焼けにとてもフィットして美しい。
柿の原産地がどこであるとか、そういう話はさて置いて、日本人の根元的感覚を大いに刺激してくれるシルエットなのである。

・・・

次のようなニュースがあるのだが、これは当然だと思うのですが。

「仏、日焼けサロン使用停止勧告 国立機関が発がん性指摘」(https://www.nishinippon.co.jp/nnp/medical/article/456589/

さあ、日本は?

コメント(1) 
共通テーマ:アート

コメント 1

ニッキー

確かに柿ってマイナーなイメージが(⌒-⌒; )
美味しいんですけどねぇ^^
川沿いの浜なしを販売してた農家は
今は浜柿を販売してます( ^ω^ )
by ニッキー (2018-10-20 10:59) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。