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●市川由紀乃が2018年『紅白歌合戦』の選に漏れた理不尽~それ以前に、『紅白』とか『大河』の価値とは? [「言葉」による革命]

●市川由紀乃が2018年『紅白歌合戦』の選に漏れた理不尽~それ以前に、『紅白』とか『大河』の価値とは?

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

2018年『紅白歌合戦』の出場者が発表され、それは下記のメンバーであって、()内は出場回数であるけれど、まあこの発表に関してわたしが言うべきことは特にない。

〇紅組
aiko(13)
あいみょん(初)
いきものがかり(10)
石川さゆり(41)
AKB48(11)
丘みどり(2)
欅坂46(3)
坂本冬美(30)
島津亜矢(5)
Superfly(3)
DAOKO (初)
天童よしみ(23)
TWICE(2)
西野カナ(9)
乃木坂46(4)
Perfume(11)
松田聖子(22)
松任谷由実(3)
MISIA(3)
水森かおり(16)
Little Glee Monster(2)

〇白組
嵐(10)
五木ひろし(48)
EXILE(12)
関ジャニ∞(7)
King & Prince(初)
郷ひろみ(31)
Suchmos(初)
三代目 J Soul Brothers(7)
純烈(初)
SEKAI NO OWARI(5)
Sexy Zone(6)
DA PUMP(6)
氷川きよし(19)
福山雅治(11)
Hey! Say! JUMP(2)
星野源(4)
三浦大知(2)
三山ひろし(4)
山内惠介(4)
ゆず(9)
YOSHIKI feat. HYDE(初)

〇特別企画
椎名林檎(6)と宮本浩次(初)

もともとわたし自身は『紅白歌合戦』に何ら価値を感じておらず、子どもの頃からまともに観たことなかったのがこの2~3年ちょっと観ているのは、一つには母が歌番組を好きなこと、そして2017年の丘みどりから始まって、演歌のおもしろさに目覚めたことと、これまた2017年に衝撃的な山田姉妹と出会い、彼女たちも『紅白』出場を大目標としていることを知り、(ならば熱烈なファンとして応援しなければ)という気持ちなのである。

ただ本当は、

・『紅白歌合戦』や『大河』『朝ドラ』の世間的価値はもっと落ちていただきたい

というのがわたしの正直な気持ちであり、山田姉妹をはじめ、わたしが愛する歌い手たちには、『紅白』などに一喜一憂してほしくないのであるけれど。
まあそうしたわたしの持論は今後もいろんな形でお話していくけれど、今回、2018年2017年は出場していて、2018年『紅白』の選に漏れた歌手たちが次のようになっている。

〇紅組

AI、E girls、市川由紀乃、倉木麻衣、SHISHAMO、高橋真梨子、松たか子

〇白組

X JAPAN、エレファントカシマシ、竹原ピストル、トータス松本、TOKIO、平井堅、福田こうへい、WANIMA

何とも気に食わないのは、市川由紀乃が選に漏れていることで、ぶっちゃけ、多くのバンド系の人たちにとっては『紅白』出場はご愛敬くらいのものであるのだろうけれど、演歌系の歌手たちにとっては非常にシリアスな問題であり続けているのは間違いない。
で、現在、大御所は別として、女性演歌歌手の中では圧倒的な歌唱力を持ち、NHKの歌番組にもしょっちゅう出演し、スター性も十分の市川由紀乃が、2年連続出場の後、早くも選に漏れている理由が分からない。
もちろん『紅白』出場当否について、正当な理由など求めても詮無いことだけれど、長い長い下積み時代を経て、3年ほど前からようやく大輪の花を咲かせている市川由紀乃に対して、「落選」はないだろうと思うのだ。

ところで(出場か?)と取り沙汰されていた米津玄師やBABYMETALの名もないけれど、オファーされたけれど固辞しているのであれば、正しい選択だと思う。
米津玄師についてはまだ、「サプライズ出場も」という報道もあるけれど、そういうの止めてほしいよね。


あ、ちなみにわたしは原則、歌手、ミュージシャンらに「アーティスト」という言葉は使わないようにしている。

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いっぷく

紅白の出場者が発表されたということはちらっとテレビで見ましたが、具体的なメンバーは興味がなかったので知りませんでした。
あいみょんて初めて聞く名前です。一瞬「あみん」が懐かし枠で出てくるのかと思いました。そもそも初出場の人たち誰も知りません(笑)松任谷由実はなぜ返り咲いたんでしょうね。石川さゆりが41回とはすごいですね。ホリプロ三人娘の中では貧乏くじ引かされて冷遇されていましたが、今や大御所中の大御所になってしまいました。
また松田聖子出るんですか。美空ひばりや山口百恵とちょうど入れ替わりで1980年が初出場ですね。しかしあれだけ聖子ちゃんブームを作ったのに、22回というのはむしろ少ない感じがいます。選出の理由も出場回数の意味も、不明瞭ということですね。

>市川由紀乃

所属事務所のプライムというのは私は初めて聞く事務所です。コント山口君は、いつから芸能事務所の社長をつとめるほど人脈を築いたのでしょうか。
それはともかくとして、バーニングはジャニーズのようにバカ正直に自分の会社を大きくして世間から反発を食らうようなことはせず、子会社、もしくは提携会社など、資本や人脈による関連会社をたくさん作って配下に置き業界を我が物にしようとしているわけですが、プライムはそのひとつというわけではないのですね。
医学部と同じで、芸能界は系列があって、おそらく系列ごとに枠があると思うのです。プライムがインディーだと、理由不明の落選はあると思いますね。各系列が椅子取り合戦して、どうしても話がつかないと、無所属や弱小系列から椅子を拝借ということになります。系列だとしても、系列内の椅子取り合戦がありますね。
まあ要するに市川由紀乃個人の責任ではなくて、事務所の力関係の問題ではないでしょうか。

>長い長い下積み時代を経て、3年ほど前からようやく大輪の花を咲かせている

人選は絶対評価ではなく相対評価ですから、本人の努力の甲斐は必ずしも十分な評価をされないことがあるかもしれませんね。しかし有力芸能事務所による出場枠がはっきりしていて選出にもワクワクドキドキ感も説得力もないと、「相対」に文句をつけたくもなりますね。MCも同様で、事務所絡みとNHKドラマ絡みともいわれています。平成から年号がかわる来年は、全て白紙に戻してスタートして欲しいですね。

by いっぷく (2018-11-18 04:49) 

hana2018

「紅白歌合戦」の出場歌手は、私もざっと見て半数もわかりません。
そしてここ数年のNHK,「大河」「朝ドラ」絡みの番宣があまりにも多すぎます。紅白でもきっとショートコントのようなコーナーがあるのでしょうね。
見事に白けた「シンゴジラ」とのコラボもまだ記憶に新しいところですし(笑)
特別企画の、椎名林檎と宮本浩次って、誰?知らない!
椎名林檎はサスガに知ってはいるものの、特別企画と銘打つほど大物とも思えません。
米津玄師の名、存在も初めて…って、私ったら遅れてますね~~ま、良いのですけれど。
「アーティスト」=芸術作品を創造する人なので、歌手や、少し売れたレベルのシンガーソングライターがそう名乗るのは、いかがなものか?
画家、作家、映画監督、服飾デザイナー、メイクアーティストには、プロを感じさせてくれる人がいるのは理解しております。
by hana2018 (2018-11-18 22:23) 

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