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●末尾ルコ かつて語った『ダークハウス』 [「言葉」による革命]

「怖くない
本当に怖くない
こんな怖くないことは
はじめてだ」

とまではいかなかったけれど、怖くなかった、実に怖くなかった、と言いますか、「何もなかった」と言ってもいい。
そんな映画が「ダークハウス」。
いやほんとに怖くなかった。
ちなみに
「怖くない
本当に怖くない
こんな怖くないことは
はじめてだ」
というフレーズ。
映画「セブン」公開時のテレビスポットのフレーズをパロディしてみました。

「セブン」は本当に怖かった。
超満員の映画館で観たけれど、それでもとても怖かった。
ナイン・インチ・ネイルズの「Closer」が流れ、いびつな文字が揺れながら浮かび上がる。
その時点で既にかつてないほどゾクゾクしていた。
さすがデヴィッド・フィンチャー監督。
最近では「ゴーン・ガール」も映画館でしか味わえないゾクゾクがあったけれど、フィンチャー以外ではなかなかいないのです、そんな作品ができる監督。


タグ:映画 アート
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コメント 1

hana2020

映画「セブン」で描かれた連続殺人事件、そのどれもが残酷極まる内容で、怖くて正視出来ませんでした。
常に振動で揺れるブラピ夫婦の暮らす家、殺人現場での揺れる照明など、凝った映像も思わせぶりで、映画のテーマに沿ったものと感じました。
鑑賞時は特に印象に残らない、地味顔の妻役=グウィネス・パルトローが、数年後の「恋におちたシェイクスピア」でオスカーを手中にしたのは驚きでしたけれど。
by hana2020 (2020-11-13 23:40) 

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