SSブログ

●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々、草笛光子もわたしの父も「女神」と崇めたイングリッド・バーグマン。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



わたしの父、高校教師を定年まで勤め上げたのですが、退職後さほど経たず、60代で亡くなりました。
父とは感情的にいろいろあったんですが、今回はそうしたお話ではなく、イングリッド・バーグマンのこと。
『ザ・プロファイラー』に出演していた草笛光子が、
「とにかく女優と言えば、イングリッド・バーグマン以外浮かばない」
と言うくらいの存在だったのですね。
おそらく当時のほぼすべての日本人俳優の、男優、女優に限らず、憧れの的、そしてほとんどの日本人にとっての憧れ中の憧れ、まさに遠く天の果てにいるスター中のスター…そういう存在だった…ようです。
「ようです」というのはもちろんこの初恋のヒヨコ、まるっきりリアルタイムではないですから、当時の資料、あるいは今回の草笛光子など当時を知っている人たちの言葉から類推しているのですね。
その一例として父の話、そう、わたしの父もとにかくイングリッド・バーグマンを別格的に崇拝していた。
まあ、「女神」のような認識だったです。
しかしこれは当時リアルタイムでバーグマンを知った世代の多くに共通の認識だったのでしょう、つまりわたしの父も草笛光子も同様の認識でイングリッド・バーグマンを崇めていたのだと思います。
一般の日本人にとっても、日本の名女優のとっても、イングリッド・バーグマンは遠い遠い天空に存在する女神、だったのですね。
そういう時代があったことも決して忘れたくないし、語り継いでいくべきです。
もちろんこれは、かつての日本人に根深かった「白人コンプレックス」を復活させようという意味では、ぜんぜんない。
でも現在、多くの日本人は外国の状況に無関心となっています。
「いいものからはどんどん学ぶ」という姿勢を失ってはいけないと思いますけどね。



山田姉妹のYouTubeチャンネルです。
 ↓
https://www.youtube.com/channel/UCG5-W9juoM5xsObCU_M3GNg

山田姉妹のツイッターです。
 ↓
https://twitter.com/Karei1224

タグ:映画 アート
nice!(12)  コメント(1) 

nice! 12

コメント 1

ゆうみ

ご両親様 教育者だったんですか。
by ゆうみ (2021-10-23 18:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。