●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~「アップに耐える顔」論~クリント・イーストウッド。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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若い頃のクリント・イーストウッドは映画史上でも他にないほどの際立った容姿だった。
長身でしなやかでしかも骨太のプロポーション。
ナチュラルに強そうだ、そして美しい。
思えば若き日のクリント・イーストウッドほど、「強さ」と「美」を同時に感じさせる映画俳優は他にいないだろう。
その「強さ」は昨今の多くのハリウッド俳優たちのように明らかに筋力トレーニングによってビルドアップされた身体ではなく、うまれつき強靭な身体。
そして何と言ってもその顔は、映画スターに必須である、映画用語であるところの
「アップに耐える顔」
つまり映画館の大きなスクリーンでアップになり、一切退屈することはない、どころかそれだけで観客の心を沸き立たせ、時にそれだけで芸術作品足りえる
「顔」。
クリント・イーストウッドは熱演タイプではない、なのでオスカーなど演技賞には縁がいない。
その意味でクリント・イーストウッドは、何とロバート・レッドフォードと共通点の多い大スターと言えるのである。
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『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
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眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
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足の長さは俺も負けてないと思いますが
確かに カッコ良かったですよねぇ
by (。・_・。)2k (2022-10-30 15:24)
アップに耐える顔の言葉で、真っ先に思うのはカトリーヌ・ドヌーブです。
豊かな金髪に、端正なクールビューティな顔立ち。しかし意地悪な見方をしたら、身長の割りに顔が大きい。本人もそれを知っていて「スクリーンで観ると、これで良いのよ」と、それらしき言葉を読んだことがありました。
私の知るクリント・イーストウッドは、ひげ面をした所謂マカロニウェスタンのガンマン、または「ダーティハリー」シリーズでしたから、長身で細身のスタイルは見ての通りながら、顔について考えた事がなくて。確かにイーストウッドは熱演タイプではないから、オスカーなど演技賞には縁がありませんでしたけれど。
長年に渡って、第一線で俳優として活躍をし続けてきただけでもスゴイ事ですのに。
監督した作品たちのどれもが一級作品ばかり!
映画監督として、オスカーもとっていますもの、レッドフォードとはタイプの違いがありますが、尊敬に値する人物に思えます。
by hana2022 (2022-10-30 17:31)