2009年5月16日、NHKはイチローの逆転ホーマーの前に生中継打ち切り。実況はまたしても竹林宏

皮肉というか、ふだんの行いの因果が巡ったというか、
これを偶然というほどわたしは科学狂信者になれない。

イチローが1試合で2本のホームランを打つことは1年に1度もない。
それが2009年5月16日に起こったのである。
しかも2本目は決勝逆転ホームランだ。
こんな試合を生中継で観ることのできる機会は確率的に奇跡のようなものだ。

しかし、今日BS1はイチローの決勝逆転ホームランを待つことなく、
午後1時で放送を打ち切った。
そこで画面に現れたのは、
予定調和でしかない民主党の代表選挙である。

もちろん政治はとても大切。
国民の生活がかかっている。
しかし民主党代表選挙がそんなに大切か？
しかも総合テレビで生中継してるじゃないか。

これも偶然だろうか、そうは思えない。
実況はまたもや竹林宏。
わたしは別に、1アナウンサーの竹林に責任を着せるつもりはないが、
「あの日」のマリナーズ戦中止のときの実況は許しがたいものがあったのだ。
もちろん「上の指示」の問題だろうが。

ああそれにしてもNHK BS1。
イチローの神話的シーンを生放送いていながら、打ち切ってしまった。
夜10時からダイジェストやっても、ダメだよ。

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