小説 瑛次、神秘のアンチエイジング ６６ 年下の恋人

今2人が並んでいたら他人にはどんなカップルに見えるだろう。
良子はよくそんな想像をする。
実は良子が10歳上だということを他人が見抜くことはまずないだろう。
けれど良子が年下だと思う人もまずいないだろう。
良子が年よりずっと下に見えるのと同じように、瑛次も年よりずっと下に見える。
それはそれでいい。
年下のきれいで可愛い男が恋人だというのは、良子の自尊心をくすぐる。
けれどそれだけに不安にもなる。
自分はこの若さをどれだけ保つことができるのか。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。

タグ：アート アンチエイジング 小説 瑛次

コメント 2

こんばんは。



こういうカップル、たまに聞きます。私の周りにもいますが、一般的には長続きしませんね。



フランスの女性作家で、年下の男性と長くお付き合いした方がいたそうですが…。



女性は男性よりも老けるのが早いようですし、若い頃綺麗な分 年齢と共に少しずつ少しずつ醜くなっていくような気がします。
女性とは反比例で、男性は年齢と共に素敵になっていく人もいますし…。



by オクサナ (2009-11-10 22:56) 

オクサナ様

なるほどです。
特に日本ではまだまだ「女性がずっと上」というカップルは少ないですよね。

年齢とともに素敵になる女性・・そんな人を描いてみたいというのもあり、この小説を書いています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ルコ
by 末尾ルコ（アルベール） (2009-11-11 00:07)