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ハッスルの敗北。「ケロロ軍曹」と坂田亘の思い出。 [エッセー・闘う敗北者たち]

どうやらハッスルが敗北しそうである。
あの泰葉などをリングに上げたプロレス団体のことである。
放漫経営だの何だのという件に関しては、さして興味もないしコメントもしない。
ただ一時期けっこうハッスルを楽しんでいたものとして、少しだけ感想を述べよう。

ハッスルを観始めたのは、「ケロロ軍曹」が試合をするところを観たからである。
いや「試合前」と言う方が正しい。
試合になると「ケロロ軍曹」は小太りのプロレスラーが演じてしまう。
試合前の「あおり」に登場する着ぐるみの「ケロロ軍曹」が可愛いのだ。
デカイ頭、着ぐるみの故に制限された動き・・。
「ケロロ軍曹」は原作マンガやアニメが人気だが、一番可愛いのは「着ぐるみ」なのだ。

で、もっと「ケロロ軍曹」出るかなと思っていたが、あのときだけだったんですね・・ガックリ。

もちろんインリン様のどこか間の外れたトークにも楽しませてもらったし、一時の「ボノちゃん」は実におもしろかった。
けれど「長持ちしないだろうな」という思いは常にあった。

なにせ冷静になって観れば、ハッスルとは要するに「素人のコント」と「中途半端なプロレス」でしかないのだ。
何人かの一流プロレスラーは出ていたが、HGやRGなどとの素人と試合することで、結局は「プロレス」の価値を下げてしまった。

そしてわたしが一番憂いていたのは、ハッスル軍のリーダーが「なぜか小池栄子と結婚した」坂田亘になってしまったことである。
リングス時代の坂田亘をよく覚えている。
ヘンゾ・グレイシーとの試合前、叩けるだけ大口を叩いて、あっさり秒殺負け。
(え~、そりゃないぜ~~~)と思ったのはわたしだけではなかろう。

とりあえずハッスルに合掌・・。
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TBM

柔道のベースがあった高阪選手を除くと、リングス、
選手が育たなかったですね。
海外からは、とんでもない選手を連れてきていた前田日明でしたが。
by TBM (2009-11-25 21:43) 

末尾ルコ(アルベール)

TBM様

確かにそうでした。
それにしても坂田の質を伴わない大口はちょっといただけなかったですね。

ヴォルク・ハン・・好きだったなあ・・。

                           RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-11-25 22:57) 

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