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小説風 風景 ストラヴィンスキー、「春の祭典」、ジム・モリソン [生と死のためのアート]

午後だった。10月に入って何日か経っていた。午後のひととき、NHK FMはクラシックの番組を放送している。ぼくはカフェでイヤホンを遣い、他の客たちの声を遮断していた。かかったのはストラヴィンスキーの「春の祭典」。血液が騒ぎ出す。精神は高揚し攻撃性をさえ帯びる。「春の祭典」はノれる。これを「クラシック」などと呼んでいいものか?かなり高度な感覚に於いて、「春の祭典」はロックなんじゃないのか?バレエ・リュスのパリ公演でスキャンダルを巻き起こした「春の祭典」だ。今の世の中「クラシック」と」スキャンダル」なんて最も遠く感じるじゃないか。ストラヴィンスキー、ニジンスキー、ディアギレフなどが才知を集めて創造した「春の祭典」ステージ。うん、今夜はジム・モリソンの映像でも観よう。


「言葉」による革命 ♦  わたしは強く提唱する、「革命」に参加を!

        革命家 末尾ルコ(アルベール)

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