SSブログ

〈「言葉」による革命〉・・・「失恋ショコラティエ」、松本潤、恋の悩み。2014年2月11日 [「言葉」による革命]

●というわけで、現在継続して観ている民放連続ドラマは、「明日、ママがいない」と「失恋ショコラティエ」の二本になっています。
「恋愛ショコラティエ」は軽薄なドラマに見えて、まあ確かに軽薄なんだけれど、けっこう台詞が悪くなく、案外骨があります。
主役の松本潤がどうしても石原さとみを「好きだ」という気持ちが抑えられないわけですね。
「婚活」だ「街コン」だという愚劣な言葉が蔓延っている中で、「一人の女性への気持ちが断ち切れない」男性の心理を描いているのが心地いい。
しかも相手は既に結婚しており、「失恋ショコラティエ」における松本潤のような心理は一歩間違えばストーカー的な言動になりかねないのだけれど、もちろんストーカー化しないだけの分別は持っている。
そんな風に描かれている松本潤の選んだ道が、チョコレートが大好きな相手(石原さとみ)を振り向かせるために特別なチョコ職人(ショコラティエ←何でもフランス語にするの、やめてもらえませんかね 笑)になるというもの。
突飛と言えば突飛な話ではあるけれど、派手目のキャスティングも含め、観ていて楽しめる内容に収まっています。

●松本潤に妄想癖があるという設定も効いていて、しかもその妄想は「天国と地獄」の両極端に分かれているもので、つまり極度に甘い妄想も見るけれど、その逆の悲観的な想像もすぐに現れる。
実はそれが最初から石原さとみとの行き違いの原因ともなっていた・・・と展開としてもなかなか悪くない。

nice!(15)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 15

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0