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〈「言葉」による革命〉・・・レア・セドゥ、アデル・エグザルコプロス『アデル、ブルーは熱い色』のラブシーンと「愛の物語」。2014年5月28日 [「言葉」による革命]

●4月24日、BUNKAMURAル・シネマにて鑑賞した『アデル、ブルーは熱い色』は、その女性同士のラブシーンがフランス国内でも、そしてフランスより極めて保守的な社会風土のある米国ではさらに大きな議論の的となりました。
と言っても、米国で外国映画(つまり米国以外の映画)に興味のある人が少ないのであくまで「小規模な議論」ではありますが。
で、わたしが観た、『アデル、ブルーは熱い色』におけるレズビアンのラブシーンですが、確かに従来の映画と比較しても突っ込んだ表現だった。
ただですね、「一流監督、一流女優による(あるいは超一流監督、超一流女優による)」女性同士の愛を描いた映画はこれまでほとんどなかったですから、その意味では歴史的作品と言える。
『アデル、ブルーは熱い色』のラブシーンに対して、原作者が批判したというニュースも伝わっていますが、それはそれ、原作者なりのイメージとは違っているのでしょうが、映画史の流れを変えるラブシーンだと言っても差し支えないとわたしは思います。

※『アデル、ブルーは熱い色』のラブシーンを含め、この史上稀な「愛の物語」に関しては、5月12日からの末尾ルコ メルマガ(有料)で随時お届けして行きます。

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