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〈「言葉」による革命〉・・・「るろうに剣心 伝説の最期編」の四乃森蒼紫とターミネーター。2014年11月4日 [「言葉」による革命]

●映画「るろうに剣心 京都大火編」、そして「るろうに剣心 伝説の最期編」で四乃森蒼紫が一作目に登場しなかったこともあり、原作ファンを中心に「カッコいいけど、行動が理解し難い」という意見も多いようです。
四乃森蒼紫は伊勢谷友介によって演じられていますが、確かにカッコいい、けれど「どうして抜刀斎をそこまで執念深く追ってるの?」と思われても仕方ない。
御庭番衆が幕末時に受けた非道な仕打ちに関して説明はされているけれど、それだけでは弱い感はある。
原作では腹心の部下が自分を守るために殺されるのを目の当たりにするというシーンも描かれていますから。
しかしわたしは映画の四乃森蒼紫の描き方、これはこれでいいのではないかとも思う。
原作者の和月伸宏が書いていたんですが、志々雄真実の直属部隊である十本刀の一人魚沼宇水を「ターミネーター的に」抜刀斎をつけ狙うキャラクターにしたかったけれど「できなかった」。
なので「人誅編」で鯨波兵庫というキャラクターにその役割を持たせた、というわけです。
つまり映画でも「ターミネーター的に」抜刀斎をつけ狙うキャラクターを出す。
その役割を四乃森蒼紫にやらせている。
とこう考えればいいのではないでしょうか。

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pandan

今日はいいお天気だけど
冷え込んでます。
by pandan (2014-11-04 07:57) 

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