〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その53。2015年10月8日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]
●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その53。プチ土佐弁講座付。
「のう、タマ公!さっきのことは、他のはちきんキッズに言うたらいかんぞ!」
玉井たまるか子はペロペロキャンディをなめながら、
「え~~、さっきのことって何やったっけえ~??」
どうやらとぼけているのではなく、本当にピンと来てないようだ。
「え?おまん、さっきのこというたらにゃあ・・・」
と、ここまで言いかけてはちきんは(はた!)と気付いた。
(タマ公のことや、ひょっとしたらさっきのことを早から忘れちゅうかもしれんにゃあ。ほんならわざわざホンマのこと言わんでもええわ)
と、はちきんはセコく誤魔化す算段を瞬間的に立てた!
「のう、タマ公!さっきのことは、他のはちきんキッズに言うたらいかんぞ!」
玉井たまるか子はペロペロキャンディをなめながら、
「え~~、さっきのことって何やったっけえ~??」
どうやらとぼけているのではなく、本当にピンと来てないようだ。
「え?おまん、さっきのこというたらにゃあ・・・」
と、ここまで言いかけてはちきんは(はた!)と気付いた。
(タマ公のことや、ひょっとしたらさっきのことを早から忘れちゅうかもしれんにゃあ。ほんならわざわざホンマのこと言わんでもええわ)
と、はちきんはセコく誤魔化す算段を瞬間的に立てた!
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