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〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その116。プチ土佐弁講座付。2016年4月15日 [「言葉」による革命]

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その116。プチ土佐弁講座付。

『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その116。プチ土佐弁講座付。

▲「帯屋町と薊野で漂流」

 自分が笑われている。
しかも「大人の女」としてのプライドと自意識が不必要なまでに膨張していたはちきんが土佐尾長鶏女子高校生に笑われている。
(う、ぐぐぐ)
 よもやの屈辱に瞬間的な煩悶に呻くはちきん。
 はちきんキッズには「おやびん」と呼ばれ、崇拝を受けていると、少なくともはちきん本人はそう思っているだけに、そこらの女子高生に笑われては「自分の今」を全否定されるに等しい感覚だ。
反面、甘酸っぱい感覚にも捉われているはちきんがいる。
(まだまだ少女でいけるろうか?いや、いこうと思うたらいけるはずや。なんせあていは愛敬抜群やきに!)
 と「大人の女」と「少女」の間で揺れ動くはちきん。
(まあ、どう見てもあていはピチピチではあるわにゃあ!)
 その時だった。

ピチピチピチピチ
ピチピチピチピチ

(おりょ?)

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!

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