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末尾ルコ詩D「猫、笑い」篇。末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~二階堂ふみ出演「味園ユニバース」は「日常描写」が観どころ! [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、笑い」篇。

「猫、笑い」

拝一刀は
滅多に笑わない
もちろん
「笑わない男」なんて現代に必要ない
かもしれない
けれど少なくとも
「ヘラヘラ笑う男」は
もっと少なくなるべきだ。

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのために
ぼくは「最高の男」を
志しているのさ!

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~二階堂ふみ出演「味園ユニバース」は「日常描写」が観どころ!

「味園ユニバース」という映画があって、監督は山下敦弘。
「日常」しかも「かなりよくある日常」ないし「平均レベル以下の日常」を魅力的に描写する能力のある監督です。
その点で前田敦子主演の「もらとりあむタマ子」もおもしろかった。
雑然とした景色のようで色彩の配置もかなり行き届いているんですね。
「味園ユニバース」は主演が渋谷すばる。
この人、わたしは知らなかったんですが、「関ジャニ」なるグループのメンバーだと鑑賞の際に調べて知って、(どうなのかなあ)という思いはあったけれど、(まあ上手く使われていれば)というのと、当然二階堂ふみが出演していれば観ないわけにはいかないのです。
100分強の長さの作品。
まずまず飽きることなく観続けられた。
山下敦弘監督としては同じくバンドがキーとなる「リンダ リンダ リンダ」と共通点はありますね。
ところでブルーハーツの曲「リンダ リンダ リンダ」なんですが、日本製パンクの名曲とされているけれど、これわたし、ちょっと理解し難いですね。
というお話もさて置いて、「味園ユニバース」は渋谷すばる演じる主人公が道端で複数名に暴行を受けて記憶喪失になるけれど、「歌う能力」には目を引くものがあり、そこに目を付けた二階堂ふみ演じる女性が「バンド入り」を促すというあらすじ。
渋谷すばるが暴行を受ける際のヴァイオレンス描写は、(あ、映画だな)というだけのものがあります、短い時間ながら。
ただ全体的な流れからクライマックスに至るまでさほどの映画的カタルシスがあるわけではない。
「味園ユニバース」最大の観どころは先にも述べた「日常の描写」でしょう。
それだけでも(観てよかったな)という気分になれる。
テレビドラマではまずあり得ないクオリティです。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。


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