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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「土屋太鳳が行く!欧州スイーツ紀行」で土屋太鳳はいかにボキャブラリー貧困であったか?2016年12月27日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「土屋太鳳が行く!欧州スイーツ紀行」で土屋太鳳はいかにボキャブラリー貧困であったか?

BSプレミアムで「土屋太鳳が行く!欧州スイーツ紀行~パリ・アルザス・ウィーン」という番組が放送されたんです。
土屋太鳳。
NHK朝ドラマ「まれ」で主演を務めた女優ですね。
「まれ」はつまらなかった。
と言うか、2週間くらいで観るのを止めちゃいましたが。
土屋太鳳は「朝ドラ後」も売れています。
「熟れておればいい」、いや「売れておればいい」わけではありません。
ただ事実として土屋太鳳は売れている。
吉本隆明は「ベストセラーになったものはどこかいいところがあるはずだ」と言っているけれど、もうずいぶん前から日本はそんなこと言ってられない状況になっているとわたしは感じている。
文化状況の異常なバランスの悪さというものがですね。
この最悪の状況は「テレビ」によるものが大きいのだけれど、現在スマホ、そしてSNSにより人間の精神性は「危機」の瀬戸際まで追い詰められている。
くらいに認識した方がいいですね。
「スマホ依存症」云々を今頃どうこう言うなんて遅過ぎる。
遅過ぎても、「対決」はせねばならないのですが。

土屋太鳳の話に戻りますと、「土屋太鳳が行く!欧州スイーツ紀行~パリ・アルザス・ウィーン」で、そうですね、ぶっちゃけた言い方をすれば、「とても馬鹿っぽく見えた」という感じ。
土屋太鳳の「話し方」「雰囲気」「態度」・・・いずれも「知的」からはほど遠いものでした。
(この人、大丈夫?)と感じさせる要素も多かった。
もちろん女優としての才能は、時にそうしたものとはまったく別に発揮されるものですが。
それにしても土屋太鳳、語彙が少ない。
この番組はタイトルどり、パリ、アルザス、ウィーンで名物のお菓子を訪ねるのですが、どこへ行って何を食べても、だいたい「美味しい~」的最もシンプルな語彙しか出てこない。
もったいないですね、せっかく「紀行・食」をテーマとした番組でわざわざフランス、オーストリアを訪ねながら。
紀行番組で(うわっ!)と思うほどお粗末な言語を駆使した女優としてすぐに夏菜が挙がるのですが、土屋太鳳がそこまでの惨事を免れていた理由は、「売れっ子オーラ」。
これでしょう。

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