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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「現代日本お笑い芸人批判」~「乙武洋匡不倫問題」に限らず、お笑い芸人は「分かりもしない」社会問題に口を出すべきでない。2017年2月4日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「現代日本お笑い芸人批判」~「乙武洋匡不倫問題」に限らず、お笑い芸人は「分かりもしない」社会問題に口を出すべきでない。

・しかし「乙武洋匡不倫騒動」に際しての、一部お笑い芸人、そして乙武洋匡の「お友達関係」たちが「乙武擁護」のコメントを出していたわけですが、その浅薄さセンスのなさには呆れさせられます。
乙武洋匡の件だけでなく、最近お笑い芸人が政治や社会問題に対してコメントを出すことが少なくありませんが、そのほとんどは見識も知識もまったく不足、ほとんど「分かりもせずに」口を出している状態です。(かなり以前からそうした活動もしている爆笑問題の大田あたりは例外でしょうが)
おそらく米国などのコメディアンが政治や社会問題に対して際どいギャグをどんどん言っているのを知って(カッコいい~)と感じて真似を試みてるんじゃないかと想像しますが、ああいうのは米国のスタンダップコメディアンは幼い頃から政治問題ギャグ・社会問題ギャグの世界で磨き抜かれているんです。
一朝一夕でできるものではない。
あるいはポッポミュージックの世界においても、政治問題・社会問題を扱った歌詞が、フォーク、ラップ、ヒップホップなどを中心として「普通」なわけです。
つまり社会全体が「そういう雰囲気」なわけで、えてして陳腐な「ポエム歌詞」が常に主流の日本とはまったく違う。
こんな生温い社会的雰囲気の中で生温い視聴者からそこそこの視聴率を取って「スター面」しているのが日本のお笑い芸人であって、だからこそ取って付けたような「社会ネタコメント」が愚にも付かないものなんですね。

★不幸にしてお笑い芸人の社会的コメントが目に入った場合の基本対処
 ↓
一笑に伏しましょう

例えば2016年3月27日、日本テレビ「おしゃれイズムSP」のゲストが中谷美紀、二階堂ふみ、広瀬すずだというので観てみたけれど、そもそも進行が上田晋也、藤木直人、森泉では常に生温い時間しか用意されておらず、分かってはいたけれど、ゲストがいいので観て始めたが、一人目の中谷美紀の途中で耐え難くなって止めた。
司会の上田が、「一人旅が好き」な中谷美紀に対して、

「一人旅って、寂しくないですか~?」とか

「俺だと一人旅したら、夕食の時泣いちゃうな」とか言い出すんです。

「ネタ」的な部分はあるのだろうけど、「レベルが低すぎる」、いろいろな意味で。


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lequiche

中谷美紀には坂本龍一プロディースのアルバムがありますが、
当時はコムロさん全盛期で、
中谷&坂本でプロモーションでTV出演しているとき、
「なぜ坂本さんにプロデュースを依頼したんですか?」
という質問に対して、
「コムロさん忙しそうでお願いできなかったから、
仕方なく坂本さんで」
と答えて、坂本教授から殴られてました。(^^)
by lequiche (2017-02-04 14:38) 

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