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末尾ルコ詩D「猫、モーパッサン」篇。末尾ルコ お子様とも愉しめる、お薦め本『モーパッサン短篇選』〈岩波文庫、高山 鉄男訳〉。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、モーパッサン」篇。

「猫、モーパッサン」

高知市薊野にある


真昼のモーパッサン
あるいは
啓蒙思想に対する思考
あいつらは馬鹿だ
あの論客ぶった
カスどもさ
真昼のモーパッサン
あるいは
啓蒙思想に対する思考

高知市薊野にある


・・・・・・

ぼくの素敵なネコと
ぼくの
最高の物語!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)


●末尾ルコ お子様とも愉しめる、お薦め本『モーパッサン短篇選』〈岩波文庫、高山 鉄男訳〉。

末尾ルコ「読書で、知性と感性を鍛えるレッスン」

モーパッサンの短編がおもしろくて、ですねえ。
モーパッサン。
もちろん昔からいろいろ読んでいるけれど、さほど熱心に好きな作家ではなかった。
「普通」という感じがあったんですね、例えばフローベールやネルヴァルやユイスマンスなどと並べた場合。
ちなみにわたしにとって、ジェラール・ド・ネルヴァルの『シルヴィ』は特別な作品で、初めて読んだ時の精神の錯乱を帯びた熱感は忘れられない。
フランス文学にどっぷり浸かる大きなきっかけとなったのが『シルヴィ』です。

今回愉しんでいるモーパッサンは、岩波文庫の『モーパッサン短篇選』で、訳は高山 鉄男。
モーパッサンの短編は、新潮文庫やちくま文庫でも読めるけれど、この岩波文庫『モーパッサン短篇選』もなかなかで、読みやすい作品ばかり。
読みやすく、おもしろく、どの作品にも人生と人間の残酷さが描かれている。
『モーパッサン短篇選』は、お子様がおられるご家庭であれば、ご一緒に愉しむととてもいいと思います。
15編の短編が収録されていますが、「シモンのパパ」「椅子直しの女」 「旅路」・・・素晴らしいですよ。
各作品に小さな挿絵も添えられているのですが、こういうのも味わい深く、嬉しい!


●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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