SSブログ

●末尾ルコ~新東京都知事 小池百合子氏の「言葉の力」は強いのか、弱いのか? [「言葉」による革命]

●末尾ルコ~新東京都知事 小池百合子氏の「言葉の力」は強いのか、弱いのか?

末尾ルコ「政治家と言葉の研究」

いつもお断りしているけれど、わたしは「いわゆる右」でも「いわゆる左」でもありません。

予想通り東京都知事に当選した小池百合子氏ですが、「演説が上手い」などと言われてい
る。
わたし以前、小池百合子氏の「言語センス」について批判したのですが、今回の都知事選は小池氏の対抗馬とされていた二人の候補者が酷過ぎて、結果、小池百合子断トツ当選となった。
増田寛也氏には「大きな単位の中心」となるべき「言葉の力」も「所作・雰囲気」も一切身に付いておらず、地方都市の長、あるいは「一大臣ポスト」ならまだしも、東京都知事候補として当選するだけの資質はなかった。

鳥越俊太郎氏に関してはもう、「お話にならない」というのが実情であり、実はわたしは以前から鳥越氏の偽善とナルシシズムとセコさがない交ぜとなった態度を苦々しく感じていたが、今回立候補に際しての一連のあれやこれやで、(なるほど、ここまで酷い人間が有名ジャーナリストとして流通し続けていたわけか)と、呆れ返った。

というわけで、小池氏の選挙戦については専門家もいろいろ語っているが、実はレベルが高いと言えない氏の「言葉の力」だけど、対抗馬の二人のレベルが低過ぎて、「かなりまし」に見えたという図式だったと思う。

nice!(15)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 15

トラックバック 0