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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「かつてロバート・ショウのファンだったわたしが、スターチャンネルで『ナバロンの嵐』を久々に観た」。2017年8月29日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「かつてロバート・ショウのファンだったわたしが、スターチャンネルで『ナバロンの嵐』を久々に観た」。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

ロバート・ショウという俳優は映画史上に大書される大スターではないけれど、必ず映画史には残るし、既にかなりのスターになっていた。
ロバート・ショウ。
何と言ってもスティーヴン・スピルバーグが若き日に世界を震撼させた『ジョーズ』の実質的主演者だ。
わたしはかつて、ロバート・ショウに憧れた。
『ジョーズ』の漁師クイントの男臭さ、その酸いも甘いも噛み分け切ったふてぶてしい笑顔。
その後、ロバート・ショウの出演作品はできるだけ観るようにしていたが、ある日わたしは大好きな俳優の突然の死を知ることになる。
高知新聞に格別大きくもなく掲載されたロバート・ショウの訃報。
まだ満51歳だった。

ロバート・ショウは1927年8月9日に生まれ、1978年8月28日に死んだ。

2016年10月、スターチャンネルで映画『ナバロンの嵐』が放送されたので、本当に久々に鑑賞した。
ロバート・ショウは主演。
二番手格で若き日のハリソン・フォードが出ているという意味でも貴重な作品だ。
監督は、ガイ・ハミルトン。
ユーゴスラビアのネレトバの橋を破壊する任務を帯びた兵士たちの話。

こうしたエンターテイメント戦争映画は近年あまり作られなくなり、過去の作品を観返しても現在においてはかったるいものも多いのだが、『ナバロンの嵐』はこってりと楽しめた。
ロバート・ショウとハリソン・フォードのコンビネーションがよく、エドワード・フォックスが脇にいるのもいい。
そして当時だけ有名だった、バーバラ・バック、リチャード・キール、カール・ウェザーズなどがいるのもネタとして楽しい。
なにせロケもなかなかよく、脳によさそうにないCG映像などまるでないのがまたいい。
少々緩い作りだが、『ナバロンの嵐』、とてもおもしろい。

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