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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「『ハドソン川の奇跡』に至り、稀有な映画スター トム・ハンクスにあらためて敬意を」。2017年9月1日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「『ハドソン川の奇跡』に至り、稀有な映画スター トム・ハンクスにあらためて敬意を」

末尾ルコ「映画俳優演技論」

トム・ハンクスの演技・カリスマ性について。
『ハドソン川の奇跡』の主演はもちろんトム・ハンクスであり、トム・ハンクスという映画スターは映画スターになって以来ほぼ主演ばかりという稀有な存在だ。
背は確かに高いがとりたてて美形でもないし、特異な顔というわけでもないトム・ハンクスはいかにも米国の良心を象徴しているかのようなキャラクターだけれど、それでいてワールドワイドな人気、影響力を持ち続けている。
そのスクリーンの外の「いい人ぶり」も『ハドソン川の奇跡』宣伝のための来日の際に一般メディアでも盛んに語られた。
正に「ワールドワイドないい人ぶり」である。
もちろん「いい人」という言葉は時に揶揄的な使われ方をするのであって、(いや、「時に」ではなく、「かなりの頻度で」かもしれない)、実はわたしもトム・ハンクスに関しては長い間その「いい人」な雰囲気が物足らず、「トム・ハンクス、またいい人かよ~」などと揶揄的に使っていたことも確かだ。
しかしここ『ハドソン川の奇跡』に至って、(これはトム・ハンクス、じっくり観返さねばならないな)という気持ちになった。
そして早速、『プライベート・ライアン』を観返したのである。

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