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●映画に帰って来た吉高由里子、「殺人者」として『ユリゴコロ』に主演は期待できるか?&オーストリアとイタリアの選挙結果は? [「言葉」による革命]

●映画に帰って来た吉高由里子、「殺人者」として『ユリゴコロ』に主演は期待できるか?

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

ここ数年の吉高由里子の活動はあたら「才能の浪費時間」だった。
吉高由里子は極めて映画的な女優であり、その才能は現在の日本では稀である。
その考えは今でも変わってないが、ここ数年はなにせ映画へ出ない。
女優は30代、そして40代以降になっても活躍できる人はできるけれど、現実的にはフランス映画界以外でも極めて狭き門となる。
吉高由里子は20代中盤から後半へ向かう貴重な時間を、マネージャー交代の影響などもあったのだろうが、無駄にしてしまったというのが現実だ。
ただここへ来て、「テレビドラマ主演」という話題はさて置いて、「映画主演」でしかも「殺人者」を演じるという。
『ユリゴコロ』というミステリー小説が原作だが、監督が熊澤尚人では現在のところ大きな期待はできない。
しかし取り敢えずは、「映画に帰って来た吉高由里子」、しかも「殺人者として」ということで注目はしておこう。

・注目のオーストリアとイタリアの選挙結果が出た。
オーストリア大統領選は、緑の党出身のアレクサンダー・ファン・デア・ベレン元党首が当選。
極右のノルベルト・ホーファー国民議会議員は敗北を喫した。

イタリアの方はレンツィ首相の憲法改正案が否決され、ポピュリスト政党「五つ星運動」が力を誇示する結果となった。
これをもって、「トランプ現象」といった見出しを付けているマスメディアもあるが、イタリアの場合は「憲法改正案」という具体的な争点があったわけで、「トランプ現象」の余波とは異なる文脈ではないだろうか。



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いっぷく

吉高由里子ですと『婚前特急』が毀誉褒貶語られますが、
いかがですか。
ストーリーのつなぎ方がちょっと強引かなという感じがするのですが
吉高由里子のはまり役という評価は結構多いですね。
by いっぷく (2016-12-06 01:48) 

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