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末尾ルコ詩D「猫、神話」篇。末尾ルコ「2016年年の瀬に『ドグラ・マグラ』や『一万一千本の鞭』などを読んで、おつに過ごしたという話」。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、神話」篇。

「猫、神話」

蜻蛉の神話
大きな大きな
蜻蛉の神話
を創ったのは誰?

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのための
神話をぼくは
創造中!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「2016年年の瀬に『ドグラ・マグラ』や『一万一千本の鞭』などを読んで、おつに過ごしたという話」。

末尾ルコ「文学で知性と感性を鍛えるレッスン」

2016年年末に、夢野久作の『ドグラ・マグラ』をじっくり読み返したことに別に意味はないのだ。
もうだいぶ読んでなかったから、(どんなだったかな)という小さな好奇心と、(何かこう、年末に相応しいかな)とか、そういった気持ちがあったとは言える。
『ドグラ・マグラ』。
おもしろいが冗漫だ。
そしてここでは具体的に挙げないが、笑止千万な語彙の連発はもちろん楽しいけれど、もっと全体に引き締まっていればもっとおもしろいだろうにとも感じた。
例えばギヨーム・アポリネールの『一万一千本の鞭』であるとかジョルジュ・バタイユの『眼球譚』『マダム・エドワルだ』とか、あるいはアンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの『イギリス人の城』であるとか、高名な作家の名が付いていなければ、「こいつは噴飯だ!」と笑い飛ばしそうな作品。
「奇書」と呼ばれる作品って、いいねえ。
と言ってみたかっただけだが、そう言えば、『家畜人ヤプー』とかは最近読まれているだろうか。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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lequiche

ヤプーの最初に出た版は緑色のインクで印刷されていました。
私はそれを借りて読んだのですが、
しばらく読んでいて本から目を離すと、
なにか変な色が視界のなかに残ってしまって
大変疲れました。
内容は忘れてしまいましたがそのことだけ覚えています。(^^)
by lequiche (2017-02-01 04:33) 

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