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●今の日本には、ちあきなおみの『喝采』が欠けている。 [「言葉」による革命]

●今の日本には、ちあきなおみの『喝采』が欠けている。

末尾ルコ「昭和文化史で知性と感性を鍛えるレッスン」

わたしが頑是ない幼少のみぎり、頑是ない割によく熱唱していたのが、ちあきなおみの『喝采』だ。
しかし頑是ないと言えば、稲田朋美防衛大臣の「頑是ないアトモスフェール」は何なのだろう。
あれはやはり「稲田朋美萌え」を狙って自己プロデュースしているのか?
歴戦の軍人である米国マティス国防長官が初めて稲田朋美防衛大臣を目の当たりにした時の衝撃はいかなるものだったか?

と、随分と話は横道に逸れたものだが、ちあきなおみの『喝采』が発売されたのは1972年だったという。
この陰湿にしてパワフルな歌詞と曲調。
それが幼少のわたしにまで浸透していたという事実。
そう言えば、ちあきなおみも岩崎宏美もコロッケのレパートリーだけど、コロッケを初めて見た時の衝撃も大きかった。
それにしても「ものまね番組」、途中からお涙頂戴になるのだから、やってられない。


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いっぷく

1972年レコード大賞といえば、ちなきなおみの「喝采」と小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」の歌姫対決でしたね。
ちあきの日本コロンビアには、ぴんからの「女のみち」という記録的なヒットがすでにあり、ちあきの「喝采」はその年の9月にリリースされたばかり。
一方相手の小柳ルミ子は老舗のナベプロで、しかも「瀬戸の花嫁」は国民的ヒット。
それなのになぜ、ちあきなおみが勝ったのか。
歌もいい、歌手もうまい、そして何よりドラマがあったからです。
「喝采」はドラマチック歌謡という触れ込みで、ちあきなおみの実体験(婚約者の死亡)を歌ったといわれ、当時国民的感動を呼びましたが、実はギミックでした(笑)
世間を実力+ギミックで謀ったちあきなおみのプロレス的勝利!
その年の暮れは、ザ・デストロイヤーの日本陣営参加とともに、私にとっては最高に盛り上がった年末でした。
by いっぷく (2017-02-11 01:04) 

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