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〈「言葉」による革命〉・・・●映画、「1973年北米興行収入トップ10」から何が見えてくるか?を語る。2018年2月8日 [「言葉」による革命]

●映画、「1973年北米興行収入トップ10」から何が見えてくるか?を語る。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

2017年3月20日、わたしは次のような記事をあっぷしたのである。

・・・・・・

映画、「1973年北米興行収入トップ10」から何が見えてくるか?

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

ふと1973年北米興行収入トップ10を見てみたんです。

1『スティング』
2『エクソシスト』
3『アメリカン・グラフィティ』
4『パピヨン』
5『追憶』
6『ダーティハリー2』
7『ラストタンゴ・イン・パリ』
8『007 死ぬのは奴らだ』
9『ロビン・フッド』
10『ペーパー・ムーン』

ふ~む、興味深い。
あなたにとっても興味深い、ですよね(ふふふ)。
このランキングについては今後また語ることがあるに違いない。

・・・・・・

うむ。
だから語ろう。

(ただこのランキング、サイトによっては多少順位の違うものもある)

『エクソシスト』が公開時、「世界を恐怖に叩き込んだ」と言っても過言ではないのであるが、『スティング』がこれだけヒットしていたのもだけど、最大の驚きは、米国で『ラストタンゴ・イン・パリ』が年間トップテンに入るほどのヒットをしている事実だ。
ベルナルド・ベルトルッチの『ラストタンゴ・イン・パリ』。
その映像美と過激な性描写は映画史に大書されているけれど、実は最近「レイプまがいの撮影方法だった」シーンが明らかになり、少なからぬハリウッド俳優たちに批判されている。
ただ、その問題はとても複雑だから、今回はこれ以上追究しないが、とにかく『ラストタンゴ・イン・パリ』がこれだけヒットしてた社会状況について頭に留めておこう。
70年代、現在と比較してどのような社会だったのか?
人間は成長しているのか?
もう一つ、トップテンに入っている映画に出演している女優たちに、やはり「スター女優」と文句なしに言える人がいない。
『追憶』のバーブラ・ストライサンドは大スターだけれど、それは「歌手」でアッテのことだ。
何度も書くけれど、「現在のハリウッド女優」、本当に充実しているのである。

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コメント 1

hana2018

北米興行収入トップ10作品達、上記の映画はほぼ観ているものと。
スティング、エクソシスト、パピヨン、追憶、ダーティハリー2、ラストタンゴ・イン・パリ・・・・以下略。
どれも男性が主体、テーマも然りで撮られた作品ばかりです。
唯一主役を張るバーブラ・ストライサンドは確かに大スターであるものの、仰るようにそれ以前に大歌手であると言った前提があればこそ。
以上の映画に出演した女優たちは、いずれも添え物的な扱いであり、現在まで活躍し続けている存在は一人としていない。寂しいけれど、それが事実です。
by hana2018 (2018-02-08 23:25) 

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