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●2017年フランス大統領選直後、フランス人フェノン(仮名)と、マクロン&ブリジット夫人について対話した。その断片。 [「言葉」による革命]

●2017年フランス大統領選直後、フランス人フェノン(仮名)と、マクロン&ブリジット夫人について対話した。その断片。

末尾ルコ「対話こそ知性と感性を鍛える最高のレッスン」

2017年、フランス大統領選の数日後、わたしは友人のフランス人フェノン(仮名)と対話した。
主にわたしがフェノンにフランスの状況やメンタリティーを尋ねる流れになったわけで、フェノンの意見はもちろん「彼個人の意見」である。
「なんか、反マクロンのデモがあるようだね。あの人たちは何を望んでるの?」
「あれはだいたいがFN(国民戦線)がやってるんだよ」
「あ、そうなの?」
「だんたいがFNの計画の下にやってるデモだろう」
「ふーん。でも左派勢力もマクロンに不満なんだよね」
「まあそうだけどね」
「選挙後、日本でも一気にマクロンは有名になったよ」
「あ、そう。まあ若くてハンサムでエネルギーがあるからね」
「それとブリジット夫人の存在も大きい」
「そうだろうね」
「若いフランス大統領の夫人が20歳以上年上なことに、日本人は興味津々なんだ。女性の方がこれだけ年上なのはフランスでも珍しいんじゃない?」
「珍しいね。男の方がずっと上というのはけっこう普通だけどね。ま、それほど驚くようなことではないけどね」
「ブリジット夫人が高校生のマクロンと出会ったアンリ4世校は物凄くレベルが高いんでしょ」
「ああ、エリートが行く学校だよ」
「誰かが言ってたけど、ブリジット夫人は教員時代からとても魅力的でカリスマ的な女性だったという話、これはどうなの?」
「そんなこと、ないない。マスメディアが後から適当に作った話だろう。そういうことって、マスメディアはよくやるよね」

と言いながらフェノンはマスメディアが後出しじゃんけんでどんどん話をでっち上げる例をいくつか挙げる。


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