SSブログ

●『禁じられた遊び』と『汚れなき悪戯』の鑑賞が、「当然」だった時代。 [「言葉」による革命]

●『禁じられた遊び』と『汚れなき悪戯』の鑑賞が、「当然」だった時代。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

『禁じられた遊び』
『汚れなき悪戯』

この2本の、子どもを主人公とした映画は、かつて多くの日本人にとってもほとんど「必見」作として受け止められていたし、もちろん映画館で鑑賞した人はそれほど多くなかろうが、テレビでもしばしば放送されていたし、わたしは中学時代、学校の講堂で『禁じられた遊び』を総見としても鑑賞した。
『禁じられた遊び』はフランス映画で、『汚れなき悪戯』はスペイン映画。
子どもが主人公ではあっても、決して「高知の中学生たち」に理解しやすい内容ではない。
しかしそれでも生徒たちは、ルネ・クレマン監督の『禁じられた遊び』を特に文句も言うことなく最初から終わりまで鑑賞したのだ。

nice!(9)  コメント(1) 
共通テーマ:アート

nice! 9

コメント 1

hana2017

「禁じられた遊び」は勿論鑑賞しています、私の中ではモノクロのイメージながら、そんな事ないのかしら?
こちらは偶々ながら・・・成人後のブリジット・フォッセーの「さすらいの青春」と言う映画も観ました。
彼女は子役としてのデビューの割りに、女優として成功をした方ではないでしょうか。
ルネ・クレマンと言えば本人の意に反するかもしれませんけど、どうしても「「禁じられた遊び」」「太陽がいっぱい」を撮った監督となってしまうのでしょう。
by hana2017 (2017-10-26 14:02) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。