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●アダムスキーが会った「金髪の金星人」とジャネット・リンの時代、あるいは『UFOと宇宙』の。 [「言葉」による革命]

●アダムスキーが会った「金髪の金星人」とジャネット・リンの時代、あるいは『UFOと宇宙』の。

末尾ルコ「UFOなどの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

数日前だが、Yahooニュースで次のような記事を見かけた。

「<政府>UFOへの対応、答弁書を閣議決定」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180227-00000044-mai-pol

まあこれは、27日の閣議で政府が、未確認飛行物体(UFO)に関し、「地球外から我が国に飛来した場合の対応について特段の検討を行っていない」とする答弁書を決定したというだけの話ではある。

う~ん、何とも言い難い答弁書ではあるが。
もちろん「UFO飛来」が喫緊の課題(笑)とは言えないまでも、時の政府としては、「頭に留めておく」くらいはしておいた方がいいような気も。
まあ未来永劫、UFOなんて来ないかもしれないけれど。

UFOが存在するか否かについての私見であるが、まず無限の広がりを持つ宇宙であるから、「知的生命体」はどこかの星々に存在するだろう、と。
しかしそれら「知的生命体」が、「しょっちゅう地球に飛来している」とか「矢追純一的UFO写真&情報」とか、それらはまず「ない」と考えている。
「知的生命体」がどこか遠くの星に存在するとしても、何が悲しくてしょっちゅう地球に飛来するのか、という話である。
宇宙人も、そんなに暇じゃないでしょう、の世界だ。

実は昨日の記事で「ジャネット・リン」について書いていて、ほとんど同じ時期に父が毎月買っていたある雑誌を思い出したのである。
どんな雑誌?
その名も、『UFOと宇宙』(コズモ出版社~後のユニバース出版社) !!

この雑誌は「UFO情報の専門誌」(笑)で、調べたら、1973年に創刊されている。
そして、ジャネット・リンが札幌オリンピックで銅メダリストとなったのが1972年だから、なるほど記憶がかぶっているわけである。
そして『UFOと宇宙』などに載っていた実にスタンダードな情報の一つが、「アダムスキー型UFO」でメジャーだったジョージ・アダムスキーのトンデモ話であり、彼が「会った」とされる「金星人」(笑)の有名なイラストがあって、それが「長い金髪を誇る美女」だったのである。

このイラストの「金星人」は実は「美青年」だったという情報もあるが、多くの人が「金髪美女」の姿と信じており、父も同様だった。
ある時、父が「夢の中で金髪の金星人に会うた」とか言っていたことも覚えているが、まあ「夢の中」なので誰と会うのも自由でしょう(笑)。
もちろん父はそうしたものの「愛好家」程度のスタンスで、「ヤバいほどはまる」とか、そこまでは行ってなかった。
そしてわたしの中でジャネット・リンの金髪と「金星人」の金髪がその当時のイメージとしてかぶっているのである。

ところで、どう考えても「与太話」を連発していたジョージ・アダムスキーであるが、わたしはてっきり「日本でだけ有名」な外国人の一人だと思っていたが、最近フランス人の友人フェノン(仮名)に尋ねてみると、「当然知ってるよ」と言った。
ユリ・ゲラーについても然りで、ああこの人たち、噴飯話や噴飯パフォーマンスで世界を席巻していたのだなと・・・特に感慨深くもなかったが。


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いっぷく

UFOとか超能力とか、未知のもの、超自然現象と称するものについては、肯定派否定派いますが、どちらも「そのことを語るのが好き」という点で共通しています(笑)
日本では、ジャパンスケプティクスと、と学会が有名で、と学会の連中が本を出すときの出版社から私も1冊出したことがあるのですが、そこの社長に、「私もと学会入ったほうがいいですかね」と尋ねても、「あそこは独特な世界なので」といって、あまり勧めなかったですね。
科学というよりマニアの世界で、科学者が通り一遍の話、たとえば、宇宙には地球のように生物がいることは考えられるとか言おうものなら、そこにいろいろツッコミを入れてきます。それが正しいかどうかではなく、自分たちの世界に勝手に首を突っ込まないでくれ、という威嚇ですね。
それにひっかかったのが大槻義彦さんで、宜保愛子とか織田無道などと対決していい気になっているから、と学会の餌食になりました。とくに亡くなった志水一夫はずいぶん執拗に攻撃してましたね。お互いの名誉のために、wikiでは一切触れていませんけどね。私も志水さんにはずいぶん名指しで突っ込まれたけど、まあそういう方面のマニアなんてどうせ変人だと思ってるから(笑)あまり腹は立たなかったですけどね。

>「セメント最強のレスラーは誰なのか…を発表します by 船木誠勝

これは初めて見ました。船木が藤田へエールを送ったんでしょうね。
「(名前を出した人がすべて)全盛期として……」と言ってますが、タイガーマスクに憧れて中学卒業してすぐ入門した船木は、日本プロレス時代ゴッチ教室で優等生だった頃の猪木のことは知らないはずですから、猪木の全盛期は知らないと思います。
猪木の全盛期は、やはり日本プロレスのBIと言われた頃から、新日本プロレスを作った初期の頃ではないでしょうか。しかも、その「セメント」というのはテレビ中継でやりませんから、ファンの側からは見ることはできません。古今のレスラーの順位付けはむずかしいでしょうね。
でも自分と同期かそれより若い人については、よく見ているのでしょう。藤田を評価している眼は事実に基づいたものなんだと思います。でも前田とか佐山とか藤原とかいわなかったんですね。

さきほどまで、ジータスの「日本プロレス」を見ていたもので(笑)先週、いい試合を見逃してしまったのです。大木、吉村対ハンス・シュミット、キラーバディ・オースチンの試合です。大木が、シュミット流バックブリーカー2発でフォールをとられるんですけどね。
今週も途中まで気づかずに、馬場対クラッシャーを見逃しましたが、最後の試合、馬場とブラジルの第11回ワールドリーグ決勝トーナメントは間に合いました。
そこで引き分けて、次の猪木とマルコフで猪木が勝って優勝するわけですが、ブラジルはジャンプしてのアイアンヘッドバットを3発は出し、それ以外にもこめかみにゴツゴツあてているのに、馬場はフォールされません。一方、馬場の32文にもブラジルはフォールされません。でかい2人がフルに動いているので、とにかく面白いのです。私の子供の頃の記憶では、もっと緩慢な動きで時間をやり過ごしていた印象だったので、今見直して良かったです。
そして2人とも、試合中は一応苦しそうにしているのに、試合終了のゴングがなってからもケロッとしているのです。すげえなこの2人は、と思いました。
最後、ブラジルが、馬場に握手を求めるのですが、「優勝は次の試合に譲ったが、俺たちのすごいところを見せたから良しとしよう」と言っているようで、馬場もそれに応じて、なかなかいいシーンでした。
それから比べると、猪木はともかく、マルコフはやはり格がひとランクもふたランクも落ちますね。
by いっぷく (2018-03-04 03:19) 

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