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●末尾ルコ「美について語る」~佐藤健は「タッジオ」と呼ばれるに相応しいか?~あるいは、「永遠の存在」ビヨルン・アンドレセン。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「美について語る」~佐藤健は「タッジオ」と呼ばれるに相応しいか?~あるいは、「永遠の存在」ビヨルン・アンドレセン。


『半分、青い』の豊川悦司が佐藤健にことを「タッジオ、タッジオ」と呼んでいて、これはもちろんルキノ・ヴィスコンティ監督の『ベニスに死す』のビヨルン・アンドレセンのことであるけれど、正直佐藤健に「タッジオ」と呼びかけるのはピンと来ない。
それはさて置き、『ベニスに死す』のビヨルン・アンドレセンと言えば、映画史上問答無用に美少年であり、彼を上回る美少年は今後まず登場しないだろう。
などと決めつけるのもおかしな話ではあるけれど、誰がどう見ても、(どこで見つけてきたんだ、こんなとんでもない美少年)と唖然とするのが「タッジオ=ビヨルン・アンドレセン」であり、それが凡百の映画へ出ていたらすぐに忘れられていたのだろうけれど、ヴィスコンティの『ベニスに死す』だから、「永遠の存在」となっているのである。
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hana2018

「半分、青い」は一週間に一度くらい、毎日見たいと思う程面白いとは思えません。
その訳がわかった気がします。
ヒロインである女の子、豊川悦司の演技とどれもやり過ぎ感が強すぎるから。
そして時代背景で70年を無理やり出そうとしている点も、あざとい。井川遥のフリルごてごての原宿MILKファッションにしても、彼女の年齢に合っていないからイタイだけ。
ヴィスコンティ監督の「ベニスに死す」のタジオ、本人に素質はあったものの、ミステリアスであり中世的な魅力はヴィスコンティ監督が作り上げたもの。
佐藤健は確かに整った顔立ちながら←我が友人に言わせるとそうなのだそう。
背景を無視して、いきなり映画の登場人物だけ重ねて、タジオを連呼?するのはどうであれ馬鹿げているのでは?実際見ていないので、わかりませんけど。



by hana2018 (2018-06-10 19:31) 

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