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●今、東宝期待の18歳、『君の膵臓を食べたい』の浜辺美波とディック・ザ・ブルーザーを同じ記事で語るのはわたしだけかもと自己満足に浸る夜があってもいいかも。 [「言葉」による革命]

●今、東宝期待の18歳、『君の膵臓を食べたい』の浜辺美波とディック・ザ・ブルーザーを同じ記事で語るのはわたしだけかもと自己満足に浸る夜があってもいいかも。

末尾ルコ「映画とプロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

『君の膵臓を食べたい』とか、「いかにも」なタイトルでしかも「絶対泣ける」とか喧伝されればそれだけで忌避するのがわたしの基本姿勢だが、主演女優が「浜辺美波」といって、東宝期待の新星であると後から知ったし。
12月にまたWOWOWで放送するから観ようかなっと。

浜辺美波は『第7回東宝シンデレラオーディション ニュージェネレーション賞(2011年)』という経歴を持っているが、現在18歳だというのにずいぶん前に受賞しているのですね。
う~ん、青田買い。
というわけで、次のリンクへ飛ぶと「浜辺美波」の2018年カレンダー表紙を見ることができるのだが、なかなかいいじゃん!と、わたしは感じたわけですな。

https://www.kadokawa.co.jp/product/321706000903/

極めてオーソドックスな美形の顔立ちで、しかも18歳にして憂いがある、ニュアンスがある・・・これはかなり有望かもと、写真を見た限りではそう思っちゃう人は多いであろう、わたしもそうである。
しかも「浜辺美波」のプロフィールを見ると、好きな女優として南斗、いや何と「司葉子」を挙げているではないか。
これは彼女の両親の影響なのだろうか、それとも東宝という映画会社の影響なのだろうか、あるいは純粋に本人が日本映画が大好きで、いろいろ鑑賞しているうちに「司葉子」に辿り着いたのか、それは分からない。
が、「好きな女優」として挙げるくらいだから、司葉子出演映画のいくつかは少なくとも観ていると予想される。
そんな女性って、グウッとポイント高くなりますな。
そんなわけで、近日中に『君の膵臓を食べたい』を観てみようと堅く決意したわたしです(←山田姉妹「みずいろの手紙」風に)。

浜辺美波の話題から生傷男ディック・ザ・ブルーザーの話題へと転換する人間は、世界広しと言えどもわたし以外にはそうそういないのではないかと自己満足に浸りつつ、YouTubeで見つけた次の動画。

Dick the Bruiser vs. Bruiser "King Kong" Brody ( https://www.youtube.com/watch?v=gb4734CZVac

ディック・ザ・ブルーザーVSブルーザー・ブロディなんて、驚いチャイ・マックス(←ももクロ佐々木彩夏あーりん風に)。
まあ世代がまったく違いますわな。
でも米国マットではこんなカードが実現していた。
生傷男ディック・ザ・ブルーザーの方はもうレスラーとしての晩年。
筋肉も落ち、重力にも負けている。
そしてそもそもの体格があまりに違う。
ブルーザー・ブロディ、でかい!
ブロディがディック・ザ・ブルーザーよりも三回りくらいはでかく見える。
(これじゃ、試合にならない・・・)と考えるのが普通だが、ここがプロレスの奥深さ、そこそこ試合になってしまうのだ。
しかもこの試合は、「ベビーフェイス=生傷男 ヒール=ブロディ」という構図で、ディック・ザ・ブルーザーの攻勢が中心となって展開される。
このような試合に説得力を持たすためにはまず、体格、体力遥かに勝るブロディがいかに自然に「やられる」か、そして年齢的にも無理のあるディック・ザ・ブルーザーが攻勢をかけるシーンをどう展開させるか・・・などが問題となるのだけれど、生傷男が採用した方法の一つは、「一点集中攻撃」だった。
そしてこの試合、新日本プロレスで行われたアントニオ猪木VSブルーザー・ブロディ初対決ととても共通点が感じられるのである。

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コメント 1

いっぷく

>浜辺美波

キャンデーズの藤村美樹をちらっと思い出しました。今の女優は全くと言っていいほどわかりませんが、俳優の専属制などとっくにやめているのに、まだシンデレラオーディションとかやっているんですね。しかしニューフェース制度がないと演技指導とか教育ができないですが、どういう形で使っていくんでしょう。作家の○○賞のような感じで、専属契約こそ結ばないけれど、事実上そこの会社をメインとして働くということでしょうか。作家の○○賞も、なるべく若い人に与えますよね。その方が長い間その人で稼げるからという理由で。だから50の手習いで小説を書き始めても、たぶんどの賞の選考からも見向きもされないんですよね。逆に10代というだけで、根拠のない「伸びしろ」を期待されたりとか。これからはむしろシニアの賞を作ったら面白いと思うんですけとね。

>Dick the Bruiser vs. Bruiser "King Kong" Brody

これはブルーザーが最後に日本に来た2週間前の試合ですね。ドローと言ってるから両リンですか。インディアナポリスですから、ブルーザーの団体の興行なのでこんなもんでしょうね。でもたしか、最後はブロディが勝って、「ブルーザー」はブロディが名乗るんですよね。村松友視がそれを本でケナしてましたね。老いぼれのブルーザーに勝ってどうだというのだ、みたいな感じで。
ブルーザーの地元で、ブロディが「ブルーザー」の名前をとっていくということは、天龍が馬場にフォール勝ちした試合並みに重大なことなのですが、村松友視はそのあたりの認識がなかったようですね。そのときはブロディは全日本のリングに上っていたから、猪木派としてブロディのことを悪くいいたかっただけかもしれませんが。
で、日本に来たら、ブルーザーは大木金太郎にストレート負けしていましたね。初来日のインター争奪戦でも馬場にストレート負けしましたが、それは2本とも反則負けで、かなり衰えていた大木金太郎にストレート負けしたのとは全く意味が違うのですが、ブルーザーとのうわべの星取りだけで見ると、馬場=大木>ブロディになっちゃいますね。このへんがプロレスの解釈のむずかしいところです。
それにしても改めて見ると忍びないですね。プルーザーはすっかり下半身の肉が落ち、タイツも上まではき込んでいます。引き際は、全日本に来て馬場とたたかったときに、試合途中からデスマッチになったあの試合だったでしょうね。
by いっぷく (2018-12-01 05:01) 

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