●我が母、心不全でICUへ・・・状態は安定しているものの、まだ酸素マスクを外せず~母の回復力、わたしはできる限りのことをしなければならない。 [「言葉」による革命]
●我が母、心不全でICUへ・・・状態は安定しているものの、まだ酸素マスクを外せず~母の回復力、わたしはできる限りのことをしなければならない。
末尾ルコ「我が母の話」
3月14日、午前2時。
母は救急車で病院へ運ばれ、「心不全を起こしている」と言われた。
そしてそのままICUへ入院。
午前8時以降に治療方針について話をするということになる。
1995年に父が亡くなってからもう25年近く、時に感情のもつれなどもありながら苦楽を共にしてきた母に関して、わたしはまるで冷静になることはできない。
3月14日午前1時すぎ、母は「左胸の辺りがおかしい」と、表現力は必ずしも達者ではないから上手に説明することができず、今年に入って時に「背中が痛い」と訴えてはいたが、「心臓」関連のトラブルについてはさほど深刻には考えていなかった。
その理由の一つは、定期的に血液検査、頭部MRI、頸動脈エコーなどの検査を受けており、ここ数年ずっと無難に収まっていたというのがあって、心臓系の検査はずっとなかったけれど、脳動脈や頸動脈が問題なければ、心臓に関わる血管にもさほど大きな問題は起きてないだろうと、やや甘く見ていた。
そしてただでさえ脳神経外科の定期検査、最近の歯科医通いなどのある母に、できればこれ以上の負担をかけたくないという思いもあった。
それにしても3月14日深夜の、突然の苦しみ方は辛過ぎた。
「今から寝ます」と床に就いたが、左胸下辺りがどうもいけない。
仰向けではまったく眠れないから、左を下にして、「これでちょっとまし」と言ってみてもとてもましに見えない。
2時に近くなり、(どうしたらいいのか)と困惑していると、母はついに起き出してきて、「しんどい、しんどい」と言いながらソファに座る。
その後はもうパニック状態となる。
「あー、あー!!」と大きなうめき声を上げ始め。
「怖い、怖い」
「気分が悪い、わたしはもう今夜、死ぬがや!」などとほとんど吠えるように叫ぶ。
ここに至って救急車を呼ぶ以外の選択肢はなくなった。
間もなく救急隊員たちが到着。
「立っていられない」というほどではないが、隊員たちが担架で運んでくれる。
救急車の中でも同じような苦痛の絶叫は続きながら、酸素マスクな血圧測定などを装着し、高知赤十字病院へ到着。
つい1か月半前に来たばかりの処置室で手当てに入る。
処置中も厚いドアの中から母の大声が聞こえてくる。
かなりの時間の後、救急担当医に呼ばれてMRIの写真を見ながら、
「心不全を起こしているけれど、その原因は調べんと分かりません。カテーテルをやるべきかどうかとか、朝になってから検査して、その後でお話します。まあ8時か8時半くらいですね」
そしてまたしばらくの後、酸素マスクのまま運ばれる母とともに、わたしもICUの部屋まで歩いた。
※今現在まだ明確な治療方針などは告げられていない。「もう少し症状が落ち着いてから」というのだけれど。母は意識はしっかりしており、喋ることもできる。
末尾ルコ「我が母の話」
3月14日、午前2時。
母は救急車で病院へ運ばれ、「心不全を起こしている」と言われた。
そしてそのままICUへ入院。
午前8時以降に治療方針について話をするということになる。
1995年に父が亡くなってからもう25年近く、時に感情のもつれなどもありながら苦楽を共にしてきた母に関して、わたしはまるで冷静になることはできない。
3月14日午前1時すぎ、母は「左胸の辺りがおかしい」と、表現力は必ずしも達者ではないから上手に説明することができず、今年に入って時に「背中が痛い」と訴えてはいたが、「心臓」関連のトラブルについてはさほど深刻には考えていなかった。
その理由の一つは、定期的に血液検査、頭部MRI、頸動脈エコーなどの検査を受けており、ここ数年ずっと無難に収まっていたというのがあって、心臓系の検査はずっとなかったけれど、脳動脈や頸動脈が問題なければ、心臓に関わる血管にもさほど大きな問題は起きてないだろうと、やや甘く見ていた。
そしてただでさえ脳神経外科の定期検査、最近の歯科医通いなどのある母に、できればこれ以上の負担をかけたくないという思いもあった。
それにしても3月14日深夜の、突然の苦しみ方は辛過ぎた。
「今から寝ます」と床に就いたが、左胸下辺りがどうもいけない。
仰向けではまったく眠れないから、左を下にして、「これでちょっとまし」と言ってみてもとてもましに見えない。
2時に近くなり、(どうしたらいいのか)と困惑していると、母はついに起き出してきて、「しんどい、しんどい」と言いながらソファに座る。
その後はもうパニック状態となる。
「あー、あー!!」と大きなうめき声を上げ始め。
「怖い、怖い」
「気分が悪い、わたしはもう今夜、死ぬがや!」などとほとんど吠えるように叫ぶ。
ここに至って救急車を呼ぶ以外の選択肢はなくなった。
間もなく救急隊員たちが到着。
「立っていられない」というほどではないが、隊員たちが担架で運んでくれる。
救急車の中でも同じような苦痛の絶叫は続きながら、酸素マスクな血圧測定などを装着し、高知赤十字病院へ到着。
つい1か月半前に来たばかりの処置室で手当てに入る。
処置中も厚いドアの中から母の大声が聞こえてくる。
かなりの時間の後、救急担当医に呼ばれてMRIの写真を見ながら、
「心不全を起こしているけれど、その原因は調べんと分かりません。カテーテルをやるべきかどうかとか、朝になってから検査して、その後でお話します。まあ8時か8時半くらいですね」
そしてまたしばらくの後、酸素マスクのまま運ばれる母とともに、わたしもICUの部屋まで歩いた。
※今現在まだ明確な治療方針などは告げられていない。「もう少し症状が落ち着いてから」というのだけれど。母は意識はしっかりしており、喋ることもできる。
そうなんですよねぇ しんどい とか なんか変 としか
表現しようがないんですよ
俺の場合痛くはなかったけど とにかく苦しくて
身の置き所のない時ってありますよね?
それの最高級のヤツっていう表現しかできませんでした
若い奴が ヤバイヤバイと言いますが
これこそヤバイってヤツだと思いました
カテーテルをやるべきかどうかということは
やはりどこかつまってるんですかね?
カテーテルも痛さはそれほどでもないと思いますが
かなり体力を消耗する治療だと思います
お母様の年齢だと簡単にはできないのかなぁ
急を要さないなら 薬でなんとかなるなら それが良いのかも知れませんね 兎にも角にも お大事にです
早期回復 お祈りします
by (。・_・。)2k (2019-03-15 02:36)
コメントは、大丈夫なのでしょうか。
「母の救急車」というのは、私も1回経験があります。
痔と間違えやすい肛門皮垂で出血があったのですが、かなり大量だったらしいのです。
それで、昼間見守りをお願いしていた介護ヘルパーの人が連絡をくれて、救急車を呼んだほうがいいのではないかといわれて、急いでいって救急車を呼び入院させました。
しかし、入院してからはほとんど飲まず食わずで、一度の退院を挟んで半年間の入院になってしまいました。
独居生活でしたが、私が夜、介護ヘルパーが朝ないしは昼間行くだけではだめであることが明らかになり、本人も諦めて私のところに来たのです。
しかし、その入院があって以来、なんとか生還はできたものの、食欲や運動量などはがっくり落ちてしまいました。高齢者は、何かがきっかけになってガクッと衰えるので、この先酸素マスクが摂れて退院されたら、食べ物とか水分とか運動量とか、注意深く見守られたほうがいいと思います。
by いっぷく (2019-03-15 03:55)
なんとなくですけど
病院の対応が遅いような?
お大事に。
by ぽちの輔 (2019-03-15 07:10)
なんという状況でしょう!
突然に苦しみだしたお母上、真夜中と言う時間帯が、ご本人の心細さに拍車をかけたのかもしれません。
様子をご覧になっていたRUKOさんのお気持ちを思うと、言葉もありません。
ブログでのコメントなど、どうかお気遣いをされませんように。それで気が紛れるなら別ですけれど。。
わが父も20年以上前ながら、心臓のカテーテル中に発作を起こし、そのまま否応なく心臓手術へと移行されてしまった経験がありました。その結果体力が落ちたのか、寝たきりの状態に。
後になれば、あの時の選択は間違っていたと気づくものの、様々な状況の判断が可能な冷静さがあれば良かったと思うばかりです。
その辺りの流れも、病院側の医師たちは自分の過失を問われない方向性へともっていくのが上手いので、言われるままの決定は考えなければなりません。
by hana2019 (2019-03-15 10:09)
友人が狭心症ですが、発作の時の痛みは半端でないそうです。私も頻脈があり心不全ですと言われて驚きアブレーション手術を受けました。歳をとると思ってもいないところが故障してきます。早期発見ですね。大変でしょうがお大事にしてください。
by JUNKO (2019-03-15 12:27)
突然のことで大変ですね。
お母様のことを最優先にされてください。
どうぞお大事に。
by lequiche (2019-03-15 15:44)
お母様、早く良くなられますように(_ _)
病院の対応、あんまりですねぇ(*_*)
by ニッキー (2019-03-15 20:27)
そうだったんだ。
母が 脳梗塞で搬送されたときも病院の対応ひどかった。
体調良くなりますように
by ゆうみ (2019-03-15 21:48)