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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~料理映画の愉しさ『二つ星の料理人』そして『バベットの晩餐会』~ロバート・ショウとキャサリン・ロス [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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『二つ星の料理人』というブラッドリー・クーパー主演の映画が意外にもおもしろかった。
1時間40分程度の作品で、その時間、心地よく話が展開していく。
アリシア・ヴィキャンデルやエマ・トンプソンらが豪華に脇を固めているが、ヒロイン格のシエナ・ミラーがこれまた意外にもよい。
料理人の世界って、映像の題材としてはとても魅力的なんですね。
その嚆矢たる映画として挙げられるのが、
『バベットの晩餐会』
実は超一流の料理人だったバベットが北欧の寒村で超一流の料理を作るシーンはまさに超一流のスペクタクルとなっている。

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わたしが初めてファンになった男優は多分石橋正次ではないか。
しかしこれは定かな記憶ではない。
洋画に関してはかなり定かな記憶がある。
初めてファンになった外国人男優はロバート・ショウであり、外国人女優はキャサリン・ロスだった。
ロバート・ショウはリアルタイムで『ジョーズ』を鑑賞し、その男っぷりに惚れ込んだ。
キャサリン・ロスもまだ現役女優だったが、歴史的傑作とされる『卒業』と『明日に向かって撃て』をわたしはリアルタイムで観てはおらず、知った時は既に両作品とも「傑作」の誉れが定着していた。



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(。・_・。)2k

料理ってアートですもんね
ささっと作っちゃう料理人ってカッコイイもんなぁ
by (。・_・。)2k (2023-09-22 02:37) 

hana2023

ブラッドリー・クーパーは料理人の役も演じてしまうのですね。・・・と言っても「アメリカン・スナイパー」「運び屋」くらいしか観ていませんが、どちらもイーストウッド作品でした。
主演作「二つ星の料理人」も、面白そうですね。
「バベットの晩餐会」での船から生きたままの亀、ダチョウ、動物たちが運ばれてくるシーン。
日々同じ貧しい食事しか知らない、寒村に生きる人々のご馳走を食べたシーンの表情も印象的でした。
キャサリン・ロスの両作品は、幸いにも地方の名画座でしたけれど、ほぼリアルタイムで鑑賞を。
特に美貌ではない、健康的なイメージが両作品共に似合っていたと思います。しかし誰よりもP・ニューマンの魅力に魅せられたのが一番でした。
by hana2023 (2023-09-22 10:31) 

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