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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~失神、拉致されても007は殺されない~『ひまわり』の「いなくなった最愛の人を探す旅」。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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『007』シリーズの適役って、人を鮫に襲わせるのが好きですなあ。
拳銃で頭を撃てばすぐに殺せるのに。
それで言えばジェームズ・ボンド、少なくともティモシー・ダルトンが担当するまでは毎回必ずと言っていいほど敵に失神させられて拉致られる。
失神している間にいつでも殺せるのに絶対殺さないのね。
それで最後に適役が殺される。
それがヒーロー映画ではあるけれど、シリーズを続けて観てるとつい笑ってしまう微笑ましさでもある。

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『ひまわり』の中で、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンは夫婦だ。
しかし夫であるマストロヤンニは、いない。
なぜ「いない」のか?
第2次世界大戦中に、ソ連で行方不明になったからだ。

妻は夫を探すためにソ連へと向かう。

「いなくなった最愛の人を探す旅」

よくあるテーマだ。
なのに『ひまわり』は、なぜに傑作としていまだ世界に轟き渡っているのか?

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hana2023

ティモシー・ダルトン演じたジェームズ・ボンド…とは、懐かしい。数作のみの出演は、それまでのショーン・コネリー、ロジャー・ムーアらと比較したら、若すぎたからでしょうか。
ダニエル・クレイグ版のジェームズ・ボンドって実は見ていないのです。
ダニエル・クレイグの顔が苦手、シリーズも特に観なくても良いかなとの思いからでした。
マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンのふたりは、「ひまわり」以前より何作もの映画で夫婦役を演じてきました。
映画の舞台となったのは、ふたりの国イタリア。そして広大なロシアの大地、そこに流れる哀切を帯びたヘンリーマンシーニの名曲。
第二次世界大戦は、この夫婦に限らず多くの別離を生み出しました。そこに観る人々は自分の経験を重ね合わせる事もあるでしょうし、人の運命、思いもしない人生のかけ違いを見る。
名優ふたりの台詞など必要ない、人間味あふれる存在感の大きさが、ありきたりと言いきれないストーリーに厚みを加えていると感じます。
by hana2023 (2023-09-28 10:55) 

(。・_・。)2k

007 寅さん並みに 同じことの繰り返しですよね
まあ それで良いと思うけど なんだかねぇ
by (。・_・。)2k (2023-09-28 12:34) 

ゆうみ

この同じことを判で押したようにするのが安定路線よね
by ゆうみ (2023-09-28 17:48) 

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