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「パリ・オペラ座のすべて」鑑賞記 9 [愛とバレエ]

エミリー・コゼットを、わたしは「ル・パルク」の日本公演でも観たのだが、正直なところエトワールとしては実に華がない。
エトワール選考の要素の一つに「カリスマ性」も含まれると聞いたことがあるが、その点でははなはだ物足りないダンサーだと思う。
そして「映画」として考えても、普通の劇映画と同じチケット料を払うわけだから、「スターバレリーナ」「人気演目」はもっと堪能したかった。
わたしは正直者のバレエファンだからそう思うのだ。
いったいフレデリック・ワイズマンにどのような判断が働いて、「ややスター忌避、地味め」な構成になったのか。
ここでわたしは正直かつ、ちょっとへそ曲がりなバレエファンだから勘ぐってしまうのだ。
「お芸術(おアート)映画だから、あまりスターは出さない方がいい」と思ったのではないか・・などと。
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コメント 4

ぎーこ

これは見てみようと思っています。
バレエのことはわかりませんが.

by ぎーこ (2009-10-22 23:26) 

末尾ルコ(アルベール)

ぎーこ様

十分観る価値はある作品です。
ただ、やや現代バレエに比重を置いているというところはありますが。

                                  ルコ
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-10-23 00:12) 

穣

是非観たい作品です。
わたしはキリアンが大好きなので
現代バレエに比重があるというのも
好ましいです。
by 穣 (2009-10-23 01:08) 

末尾ルコ(アルベール)

穣様

わたしもキリアン大好き!!です。
キリアンを好きな方に読んでいただけるとは嬉しいですね。

                                 ルコ
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-10-23 02:08) 

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