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小説 瑛次、神秘のアンチエイジング 61 寒気 [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

「あ、あるじゃん。白髪あるよ、ここ。やっぱりだ」
「え」
「ここここ!これで見てみな」
良子が差し出した手鏡を仰向けのまま瑛次は覗く。
背筋にスーと寒気が走る。
確かに左側の鬢には、短いが何本もまとめて白髪が生えていた。
「えー」
右側も見た。
同じように生えている。
「えーーー、全然気づかなかったア」
「気づかなかったの?のんびりだねえ」

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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