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「ジャック・メスリーヌ PART 1 ノワール編」、セシル・ド・フランスは眼鏡を外さない。不穏が似合う吉高由里子。 [吉高由里子]

そう。
冒頭、リュディヴィーヌ・サニエが歩く場面から漂う不穏な雰囲気。
そもそも人生は不穏なものだ。
わたしは映画・・ついで言えば芸術に安心など求めてはいない。
つまりは吉高由里子にも、予定調和の作品などには出てほしくないということ。
本音を言えば。
この1年、「知名度アップ」という目的のためにテレビドラマを選択してきた。
それはそれで一つの方法ではあるが、吉高由里子にストレスは溜まっていないのか。

「ジャック・メスリーヌ PART 1 ノワール編」
作品中、サングラスか眼鏡を絶対はずさないセシル・ド・フランス。
その立ち姿の、そしてすんなりと伸びた首筋の美しさ。
リュディヴィーヌ・サニエが歩く姿と同様、「家庭」では絶対味わえない映画的快感。

ああそれにしても、セシル・ド・フランスがヴァンサン・カッセルといきなり強盗を始める姿。
そのカッコよさ。
もう単純にカッコいい。
へヴィー級のカッコよさ。
久々に「ニキータ」のレストランシーンを思い出した。
わたしは日本で(と言うか世界的にだろうが)人気のある「レオン」よりも、遥かに凶暴で美しい「ニキータ」の方は好きなのだ。

ああそれにしても、セシル・ド・フランス。
なんと他の映画と違うことか。

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