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「弱さ」の見せ方について 「非常識」アントニオ猪木 [ルコ的読書]

男も弱さを持っているのは当然だし、「強い」と勘違いしている男というのも困りものだが、「弱さ」を平気で前面に押し出して来る男というのは傍目にも不愉快極まりない。
けっこういるのだ、「弱さ」を巧妙にアピールして女性の気を引こうという輩が。
まあ女性にも好みがあるから、そうした男を好きだというなら文句を言う筋合いもないが、以前にも書いたけれど、「だメンズ」自慢の女性たちというのも妙な自意識が漂って来て、わたしは好きではない。

アントニオ猪木はいつごろまで「強さの象徴」だっただろうか。
どんな困難を前にしても強気と攻めの姿勢を崩すことのなかったアントニオ猪木が「日本で最も強い男」に見えていた時期は確かにあった。
けれどいつの間にか「弱さも自分である」というところをファンの前でも見せるようになって、しかしそれは「人間的」ではあるが、必ずしもわたしにとって望ましい状況ではなかった。



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yasu

こんにちは、yasuです。

私は、プロレスにはあまり関心がないのですが、おっしゃることはよく理解できます。アントニオ猪木とか、古いですが「力道山」も強さの象徴になっていた時代がありましたよね。

最近は、どうなんでしょうねぇ。。肉体(ガテン)系だけではなく、知識(インテリ)系もあるにはあると思いますが、セクシャルアピール的にはやはり肉体系かなあとも思ったりします。

以上
by yasu (2009-12-12 12:18) 

末尾ルコ(アルベール)

yasu様

コメントありがとうございます。
良かれ悪しかれ、セックスアピールに「肉体」が関わる要素は大きいですね。

                                RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-12-12 12:23) 

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