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揶揄もなんのその、不滅のデ・ニーロ・アプローチ [生と死のためのアート]

デ・ニーロ・アプローチ。
「レイジング・ブル」など、ロバート・デ・ニーロが行い広めた、「映像俳優」たちの役作り。
例えば「モンスター」のシャーリーズ・セロン、そして「マシニスト」「ザ・ファイター」のクリスチャン・ベールなどもそれに該当するだろう。

デ・ニーロ・アプローチを揶揄した(と伝えられた)俳優たちもいた。
例えばアンソニー・ホプキンス、日本では三上博史ら。
けれど彼らがどうあがいても(少なくとも映像では)デ・ニーロに程遠いパフォーマンスしか残してない以上、何ら説得力はない。
「レッド・ドラゴン」で若き日のハンニバル・レクターを演じていながら、どう見ても「羊たちの沈黙」の時よりも老い、だぶついた身体を映像に残す他なかったアンソニー・ホプキンスとか。

わたしの意見だけれど、そう、デ・ニーロやベールたちのような「物狂い」俳優たちがいる方が、世界はずっとおもしろい。

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