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小説的 風景 アンデウソン・シウバVS岡見勇信 スーパーカップチーズケーキ味の目撃  [生と死のためのアート]

アンデウソン・シウバも岡見勇信もお互いに「見切った」と確信した頃、スーパーカップ抹茶味はちょうどいい具合の柔らかさになっていた。不自然なまでの緑色だけれど、まずまずほどよい苦みが口中に広がる。小さなスプーンがスルリとクリームの中へ滑り込んで行くのが心地よい。画面には体中の筋肉がほぐれ、ほとんど練習のような心身状態で岡見と相対するアンデウソンと、1R目の無理矢理なプレッシャーの掛け方がまったく不可能になり、ほぼ「絶対に負ける」ことを実感しながらも、それでも何とか突破口を見出そうとする岡見の表情が映し出される。(そう言えばチーズケーキ味が出ていたな)しかしそれはアンデウソン・シウバVS岡見勇信の試合を観てからずっと後だったかもしれない。どちらにしてもぼくは確かに「スーパーカップ チーズケーキ味」を見かけたのだ、イオンのスーパーで。

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zak

やっぱりかっちかちのスーパーカップを
食べるならば・・・
小島対天山の59分の戦いがよろしいかと・・
by zak (2011-09-19 18:35) 

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