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「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」、「僕のエリ 200歳の少女」と「モールス」。パート3 [生と死のためのアート]

今のハリウッドにクリエイティヴィティが足りなくなっているのは明らかで、あるいは日本と同様に「観客の幼稚化」も影響しているかもしれないが、とにかく「アメコミ映画化」「リメイク」「やたらと特撮」が多すぎる上に、30代以降の俳優たちもスケールがグッと小さくなっている。
もっとも「観客の幼稚化」と言っても、まだアメリカには日本よりずっと成熟した鑑賞眼を持った観客がずっと多いことを忘れてはならない。
アカデミー賞関連の記事でも書くけれど、モノクロサイレントの「アーティスト」がヒットし話題になるという事実。
そしてアメリカのグラミー賞と日本のレコード大賞を比較すると、「いったい日本はどんな国なんだ?」という疑問が生じて当然なのだと思う。

さて「僕のエリ 200歳の少女」のリメイクである「モールス」だけれど、これはアメリカでかなり好評だったようし、スティーブン・キングなどは「傑作」という太鼓判を押している。
しかし、わたしも双方観たけれど、「僕のエリ 200歳の少女」と「モールス」では比較にならない。
もちろんオリジナルが遥かに遥かに素晴らしい、という意見だ。


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