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2012年ボリショイ・バレエ「白鳥の湖」アンナ・ニクリーナ。そしてミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Braham。その6 若き「白鳥」、熟練の「白鳥」 [愛とバレエ]

もちろんスヴェトラーナ・ルンキナが素晴らしいバレリーナであることは分かっているし、彼女の「白鳥」に文句があるわけはない。
その熟練度、完成度において若いアンナ・ニクーリナの及ぶところではないことくらいよく分かっている。
スヴェトラーナ・ルンキナで思い出すのは彼女が若き日の「ジゼル」。
その当時のルンキナを生で観たわけではない。
彼女が若き日の「ジゼル」をわたしたちは現在でも映像で観ることができるのだ。
まだ未熟さの残る「ジゼル」ではあったけれど、その若さと「映像」の特性により普遍的な「美」を獲得している。
特別な「ジゼル」だ。
年齢を経てスヴェトラーナ・ルンキナはより細く鋭く、そして表現力は深見を増して行く。
そんなルンキナを観たくないはずはない。
けれどそれ以上にアンナ・ニクーリナの「白鳥」を観たかった。
まだ熟練していない若き「白鳥」アンナ・ニクーリナ。
若き日でなければ表現できないものもある。



そして今日もぼくは叫ぼう、ミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamへ!

Bravo!Myriam!
Vous êtes belle!
Vous êtes mgnifique!


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