「四方田犬彦｢ハイスクール１９６８｣教師の言葉。観ました！｢アンダーワールド 覚醒｣！

第35回日本アカデミー賞の結果も出ましたね。
その話は後日にまたしますが、皆さん、四方田犬彦という批評家(特に映画の)をご存じですか？
旺盛な著作とバイタリティ溢れる筆致で魅了する批評家で、どんな文章でもおもしろく読めるのが特徴。
緻密でありながら硬くなく、エネルギーを感じさせてくれるのが凡百の評論家と違うところです。
四方田犬彦の「ハイスクール１９６９」というまあ半生記的な著作を読み返していて、彼が高校時代にある教師から聞いたとして、て、「人生において忙しい生活を送りながら十分映画を観たいのであれば、テレビを一切観ないことだ」という意味の言葉を挙げています。
う～ん。
今さらながら「なるほど」と感じる。
確かにテレビには速報的に重要なニュースを伝達できるというメリットがあり、いまだにその影響力は各マスメディア中最高のものがあるのだけれど、戦後から現在まで日本人のメンタリティに与え続けている悪影響たるや甚大なものがあるとわたしは考えています。
本当にわたしたちは｢テレビ｣というものをしっかり位置づけて行かないと、何もかも後退して行ってしまう。

あ、先だって｢アンダーワールド　覚醒｣を観ました。
ほとんど「アクションだけ」という内容だったけど、愉しめた。
｢アクションだけ｣という映画には眠くなるものが多いけど、作り方にもよるんですよね。
｢アンダーワールド　覚醒｣に関しては、また後日。


「ミレニアム　ドラゴン・タトゥーの女」「アンダーワールド　覚醒」「メランコリア」２月公開！
吉高由里子主演「僕等がいた」前篇３月１７日、後篇４月２１日公開。
「ｓｐｅｃ　天」４月７日公開。
沢尻エリカ「ヘルタースケルター」7月14日公開。
「アーティスト」４月７日公開！！

タグ：アート 四方田犬彦

コメント 1

日本アカデミー賞やってましたね〜
by pandan (2012-03-03 06:37)