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「GONG」9月号。前田日明、ヒョードルに言及。  [エッセー・闘う敗北者たち]

「GONG」9月号で前田日明が引退表明したエメリヤーエンコ・ヒョードルなどについて語っているんですが、とても興味深い内容でした。
前田は常々「ロシアにはヒョードル以上の素材はざらにいる」と断言するんですが、現実には「皇帝」に匹敵する総合ファイターは出ていない。
その理由を要約すると、「総合の技術を高める環境がない」ということ。
わたしもそう感じていました。
ヒョードル以降まるでいいファイターが出ていないのは、ロシア人にとってまだまだMMA(総合格闘技)は総力を上げて取り組むほど魅力的なものではないということでしょう。
リングスへ上がっていたファイターたちの中でもヒョードルよりヴォルク・アターエフの方が遥かに素質があった、といいます。
さらにリングスファンにとって嬉しい話は、あのヴォルク・ハンやアンドレイ・コピィロフがリングスで戦っていたのは「ファイターとしての全盛期をとうに過ぎた時期だったのであり、それでも例えばKOKルールであの強さだった。
ハンやコピィロフが本気で総合に取り組めば簡単にチャンピオンになっていただろうというのです。
これはね、今となっては照明不可能ですが、ひじょ~に魅力的な話ですよ。

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