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「空とぶ謎の革命カキ」その20 革命カキ、高知市愛宕通りでカキティーヌとギター。2013年1月23日 [小説・孤独なカキの物語]

革命カキは高知市愛宕通り上空に於いて動揺した。
カキティーヌが目の前にいる。予想もしなかったことだ。
「・・・カキティーヌ」
高知市愛宕通り上空で停止した革命カキの脳内に音楽が響き始める。
「カキ・・・ティーヌ」
それはライ・クーだーによる「パリ、テキサス」、剥き出しの赤土が圧し迫る中、寂寞たる心の内側を露出せざるを得ないほどのギターの音だ。
「カ・キ・ティ・~~~~・ヌ」
革命カキは高知市愛宕通り上空で息を呑む。


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