大ヒットフランス映画「最強のふたり」を観ていますか？「海の上の診療所」武井咲の能力。

「末尾ルコ　革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉

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世界を席巻し昨年日本でもフランス映画としては異例の大ヒットを記録した「最強のふたり」ですがご覧になってますか？
「どなたでも楽しめるフランス映画」
これがありそうでなかった「最強のふたり」の大きな特徴です。
フランス映画はつまらないだの分からないだの思い込んでいる人も日本には多くいるようですが、断言するけれど2013年の今でも優れた映画を最も生み出している国はフランスです。
それだけに常に伝統を踏まえ新しい創造性を取り入れ、洗練の度が最高度に達している。
だから多くのフランス映画を愉しむためには相応の訓練、センスが必要だということです。
ところが「最強のふたり」は高いレベルで誰でも楽しめる内容になっている。
これをフランス高級紙「ル・モンド」などは「ハリウッド的」だとやや批判的な論調になる。
フランス史上というだけでなく世界的に大ヒットしており、クオリティも十分高いのに批判の声も出るのがフランスなんです。

「最強のふたり」は実話をベースにしていることや手堅い演出もさることながら、何と言っても主演二人の魅力に依っています。
フランソワ・クリュゼとオマール・シー。
特にフランソワ・クリュゼの、

ほとんど台詞なしでしかも表情もほとんど変えずに、万感の思いを観客に伝える。

この演技が見事。
ヴァンサン・ランドンなどもそうですが、フランスの40代、50代、あるいはそれより上の俳優たちには映画ならではのそんな演技が出来る人たちが多いんです。
日本でも多くの方が観ている「最強のふたり」ですが、未見の方はぜひ！

現在観ているテレビドラマは「ミス・パイロット」「海の上の診療所」「ガラスの家」「独身貴族」「リーガルハイ２」、そして「八重の桜」もだいたい観ています。
ＢＳで橋本愛、高良健吾「ハードナッツ」も始まりました。
「海の上の診療所」ですが、武井咲はやはりいいんですよね。
世の中には「武井咲」というだけでパブロフの犬的拒否反応を起す人が多いようだけど、そしてもちろん女優として深い段階まではまだ遠いけれど、ちょっと稀なほど自然な演技ができる人なんですよね、武井咲は。
ぜひ偏見なしで観て頂きたい。


「吉高由里子を映画館で観よう！」
「綾野剛のファンであれば、さあ、出演映画を観よう！それが綾野剛が活躍できる社会への一歩となる」


推薦映画

ジェニファー・ローレンス主演「ウィンターズ・ボーン」（かなりヴァイオレンス）
ライアン・ゴズリング主演「ドライヴ」（すごくヴァイオレンス）

末尾ルコは、レア・セドゥ主演「アデル、ブルーは熱い色」（配給　コムストック・グループ）を大応援しています！

タグ：アート 「最強のふたり」

コメント 1

月９枠のドラマじゃ無い感じですね？
終了してもSPで何本か作りそうです
by nano (2013-10-23 07:52)