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「花子とアン」だけでなく、子役と「ベタ」の問題。子役出演、末尾ルコ お薦め傑作フランス映画4本。 [吉高由里子]

[黒ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[黒ハート]

[黒ハート]「末尾ルコ 会話芸術」
[黒ハート]「末尾ルコ 革命広場」

「言葉」「会話」「コミュニケーション」「話し方」・・・「美」

●言葉・会話・話題・コミュニケーション・ボキャブラリー(語彙)は末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で!

ボキャブラリーを徹底的に増やす。
そして会話力話題力・コミュニケーション能力強化。
さらに上を。

当ブログを毎日訪ねてくだされば、刻々と変化する社会の動きに合わせながら言葉・会話・話題・コミュニケーション・ボキャブラリー(語彙)を磨くことができます。

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[スペード]俳優など「表現者」を育てるのは、最終的には「よき鑑賞者・支持者・ファン」です。

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●「ベタ」という俗語がありますね。
「ベタ」。
俗語とは言え、文脈によってその意味は微妙に変わって来るでしょう。
「ベタ」の意味として、「ありがちな」などという言葉が当てられますが、これが映画や小説などだと、「ワンパターン」であるとか「あまりに大衆受け狙い」であるとかいった作品に対して「ベタ」という言葉を使えそうです。

わたしは基本的に新語・流行語の類いの使用は「よほど慎重に」という持論なのですが、「ベタ」という言葉はさほど嫌いではない。(以前からこの意味で使われているのが広まった、らしいですが)
だからちょいちょい使っているんだけれど、ここで何を主張したいかというと、「日本人はベタに走り過ぎ」であること。

●昭和の時代から日本人は基本的に「ベタ好き」だったけれど、近年は「ベタが標準」「ベタ以外あり得ない」「ベタが圧倒的マジョリティ」「ベタ一色で恥ずかしくない」といった人たちが増えているのではないか。
社会から「細かなニュアンス」を感知できる人たちが減り、「考えなくていい」浅薄な情動へと引き寄せられているように感じる。
最近よく取り沙汰される「ポエム化」という現象も、「ベタが標準」「ベタ以外あり得ない」「ベタが圧倒的マジョリティ」「ベタ一色で恥ずかしくない」といったメンタリティの人たちが増えていることによるのではないか。
映画館へ行けば、日本映画の多くが「癒し」か「お涙頂戴」。
テレビを点ければ、子役たちができもしない感情表現を「ここぞ」とばかり力んでやっている。
そんなものばかり観ていたら、そりゃあ外国の入念に演出された映画や、細部まで配慮の行き届いた文学が理解できるわけがない。

●というわけで、子役の生かし方が他国を圧倒しているフランス映画界。
子役を中心とした傑作映画を4本挙げてみます。
ぜひご鑑賞を。

ルネ・クレマン監督「禁じられた遊び」
フランソワ・トリュフォー監督「大人は判ってくれない」
ルイ・マル監督「さよなら子供たち」
ジャンヌ・モロー監督「ジャンヌ・モローの思春期」


「吉高由里子を映画館で観よう!」
「綾野剛のファンであれば、さあ、出演映画を観よう!それが綾野剛が活躍できる社会への一歩となる」


推薦映画

ジェニファー・ローレンス主演「ウィンターズ・ボーン」(かなりヴァイオレンス)
ライアン・ゴズリング主演「ドライヴ」(すごくヴァイオレンス)
末尾ルコは、レア・セドゥ主演「アデル、ブルーは熱い色」(配給 コムストック・グループ)を大応援しています!
「アデル、ブルーは熱い色」は、2014年4月5日より、BUNKAMURAル・シネマで日本公開

タグ:アート
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pandan

春らしくなってきましたね。
by pandan (2014-04-11 09:46) 

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