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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコがかつて歴史の授業を「つまらない」と感じていた理由を考えつつ、NHK大河、朝ドラマの演技論をも展開。2014年9月14日 [「言葉」による革命]

●それにしても例えば中学や高校時代、なぜ歴史の授業がおもしろくなかったのか?
日本史なら例えば織田信長。
欧州史であれば、例えばユリウス・カエサル、あるいはフランス革命。
どう料理してもおもしろい、心ワクワクする出来ごとのはずなのに、少しも「おもしろい」と感じたことはなかった。
「わたし」に問題があったのか、それとも「教員」の方々に問題があったのか、ちょっとこう、タイムマシンでもあったなら、行って見てみたいものだ、わたしが歴史の授業を受けている姿を。
大河ドラマ「軍師官兵衛」の「本能寺の変」シーンは大河ドラマなりに力が入っており、「織田信長=江口洋介」というわけにはまったく行かなくても、ある程度は楽しめる時間になっていた。
「明智の謀叛」であることを知らされた信長のひと言、「是非に及ばず」は歴史ファンの間では知られたせりふだが、これにしたところで「誰が本当に聞いたのか」という点で史実かどうか疑わしいと見る向きもある。
本能寺の変の真相についても結局のところ「謎」とされており、最近も新説が発表されたりしているが、「過去の人間の営み」を完璧に再現することは不可能で、歴史を教える側は生徒、学生に対し、「歴史はすべて仮説である」という点を徹底しつつ、教えるべきですね。
はい。

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