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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたをより強靭に美しくする講座」~映画「セカンド・ハウス」と邦画「お涙頂戴」との大きな違い。2015年4月7日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたをより強靭に美しくする講座」~映画「セカンド・ハウス」と邦画「お涙頂戴」との大きな違い。

ブエノスアイレスに住む夫婦がいる。
名はサンチャゴとエリサ。
二人は赤ん坊の娘マティとともに田舎のセカンドハウスを訪れる。
その家を改修しようという夫に対し、妻のエリサは陰湿な雰囲気が気に入らない。
けれどサンチャゴは妻の不安を重く受け取らない。
エリサは管理人の老女オデシアの親切心にさえヒステリックに対応してしまう。
この状況により妻が常日頃溜めている夫との意見の相違や不満に着火を促す。
ほんの僅かな「セカンド・ハウス」滞在期間に離婚さえ視野に入れる妻。
ところが・・・。

映画「セカンド・ハウス:のポイントは老女オデシア、そして子犬。
監督はエルナン・ベロン。
出演者は、ドロレス・フォンシ、レオナルド・スバラグリアら。

「セカンド・ハウス」にはいくつかの「泣かせどころ」がある。
そこをどう表現しているかぜひ観てほしい。
大方の「お涙頂戴」邦画との違いがよく分かります。
そして「人間の感情に明確な回答を出してない」点も。

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