SSブログ

〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする講座」~「つまらない映画」の理由、「マチェーテ・キルズ」と「男と女 真夜中のパリ」篇。2015年4月14日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする講座」~「つまらない映画」の理由、「マチェーテ・キルズ」と「男と女 真夜中のパリ」篇。

一線級の監督が撮っていたり、あるいは一線級の俳優が出ていたりしてもつまらなくなってしまう映画もあります。
わたしは映画をできるだけ多面的に愉しもうとする方なので、作品全体として出来が悪くてもちょっとした「ツボ」があればある程度は満足するんですが、例えば次の2本はどうにも愉しみを見出せなかった。
「マチェーテ・キルズ」(ロバート・ロドリゲス監督)
「男と女 真夜中のパリ」(ジェラルディーヌ・マニエ監督)

日本ともそこそこ期待して観始めた映画なのですが。
ロバート・ロドリゲス監督は、「エル・マリアッチ」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」「シン・シティ」「プラネット・ホラー」など、楽しんだ作品は数多い。
ところが「マチェーテ・キルズ」は無駄に登場人物は多いわ、おふざけが笑えないわで7まるで間が持たない。
「男と女 真夜中のパリ」はフランスで最ものっている男優の一人ラファエル・ペルソナが主演だけれど、共演のジュリー・ガイエとの対話、やり取りがほとんど無内容としか感じられない。
また「フランソワ・オランド大統領の愛人」ということで世界的に有名になったジュリー・ガイエが魅惑的でないのですわ。

さてこのわたしが「とてもつまらない」と感じた「マチェーテ・キルズ」と「男と女 真夜中のパリ」、あなたはどう感じるか、「つまらない」と感じる内容にわたしと共通点があるか、という視点で鑑賞するのも一興です。


nice!(17)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 17

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0